薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は
オランザピン、非典型的糖尿病発症メカニズムを解明

調剤薬局で働く現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

対象期間：2020/11/30-2020/12/4

キクオはここに注目した！！

こんにちわ、薬剤師ブロガーのキクオです。あぁ、寒い。朝布団から起きるのも億劫な季節となりましたよね。みなさんは体調管理大丈夫でしょうか？
当薬局では今シーズン、インフルエンザの患者さんが例年に比べてとても少ないです。みなさんのコロナの影響で人ごみを避け、手洗いとうがいをするという行動が、インフルエンザの予防に繋がっているんですね。
患者さんが少ないインフルエンザですが、予防接種は重要です。病院のインフルエンザ予防接種の予約が取れない～（汗）と患者さんからも相談を受けますが、私もようやくインフルエンザの予防接種を行うことができました（良かった～）

さてさて、インフルエンザに絡めてのニュースということで第4位、「緑茶摂取でインフルエンザ予防」を見てみましょう！「緑茶を週に5杯以上飲むと、インフルエンザ罹患に有意なリスク低下が起こる」。内容としては面白い記事ですよね～。薬とお茶の関係で思い出すのは「薬ってお茶（緑茶）で飲んでいいの？」と患者さんから聞かれた時の対応です。キクオもあります。基本は水またはぬるま湯で飲んでくださいと説明しています。
緑茶がダメな薬もあるので、患者さんから相談される「固有名詞」を意識してあの薬は相互作用があったなと気を付けておくと良いですね。薬剤師であれば、今週の話題である「緑茶を週に5杯以上飲むと予防になる可能性」を頭の片隅において、薬学としての薬の相互作用についても忘れないようにしましょう。他の記事も効能効果の追加など現場で共有しておきたい内容です。ぜひチェックして明日からの臨床に活かしましょうね！それでは、また！

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。