薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は
更年期症状が多いほど仕事のパフォーマンスが低下？

調剤薬局で働く現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

対象期間：2020/12/21-2020/12/28

キクオはここに注目した！！

こんにちわ！薬剤師ブロガーのキクオです。今週の臨床ダイジェストは2位と3位をピックアップ！一緒に見ていきましょう！第2位は、抗アレルギー薬「タリオン」のスイッチOTCが販売開始という記事です。スイッチOTCとは医療用から一般用に切り替えた（スイッチした）薬です。例えば、嵐の大野智が出演するCMの「アレ～グラ～」でお馴染みの抗アレルギー薬「アレグラ」もスイッチOTCの1つ。そして、抗アレルギー薬＝花粉症とそのシーズンを思い出す薬剤師は多いかもしれませんね！患者さんからは「花粉の市販薬でよく効く薬ってなに？」なんて聞かれることもありますよね！タリオンを普段飲んでいる方からは、より身近に購入でき、関わる薬へと変わります。要チェックポイントです！ちなみにタリオンのCMがあるのかどうか、もし制作されるのであればキャスティングは誰になるのか、そして、どんな商品パッケージになるのかも個人的に楽しみにしています（笑）。
変わって、第3位。プロポフォールの出荷調整の記事。病院薬剤師時代「プロポ」と呼び、体感的に使用頻度の高い薬でした。このように常用する重要な医薬品の管理は、情報の収集スピードを意識しておくべきです。薬剤師としては、いつオペ室へ入りそうなのかを確認し、医薬品コードの切り替えや代替薬の候補などを予期しておきましょう。私は、薬剤師が想定される質問を事前に考え、行動することが、医師や看護師のサポートに繋がると思っています。ぜひ、記事から1人で連想ゲームをして「現場の備え」を考えてみて下さいね！今週はこの辺で！それでは、また！

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。