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キクオが注目した！臨床ダイジェスト週間ランキング
1日350gの野菜摂取で日本人の疾病負担は大きく減る｜注目の臨床ニュース

キクオが注目した！臨床ダイジェスト週間ランキング

更新日: 2021年6月9日キクオ

薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は
1日350gの野菜摂取で日本人の疾病負担は大きく減る

調剤薬局で働く現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は日350gの野菜摂取で日本人の疾病負担は大きく減るのメイン画像

対象期間：2021/5/31-2021/6/7

キクオはここに注目した！！

こんにちわ！薬剤師ブロガーのキクオです。「今度、地元のマラソン大会があるんです。薬剤師の先生、膝が痛くなるからロキソニンを事前に飲んで走っていいですか？」。例えば薬局で、ご高齢の患者さんから質問されたとします。ロキソニンは腎臓を悪くしやすい薬です。薬剤師であれば気にするポイントですよね。みなさんならどうアドバイスしますか？私なら「マ、マラソン！？いやー、元気で良いんですけど、ロキソニンは腎臓に負担をかけるのでね…」とマラソンの負荷と腎機能のことを少し心配してしまいます。
さて、改めて今週の臨床ダイジェスト第4位「腎臓を悪くしやすい薬にご注意」をチェックしてみましょう！
「薬剤性腎障害診療ガイドライン2016」によれば、原因薬剤は下記の頻度順となります。
● NSAIDs（25.1％）
● 抗腫瘍薬（18.0％）
● 抗菌薬（17.5％）
● 造影剤（5.7％）
ロキソニンなどのNSAIDsは現場でもよく見かけますね。知っておきたいのは抗菌薬です。ほかにも抗ウイルス薬の一部には、腎臓を悪くさせる可能性がある薬もあるんですよ！例えば、バラシクロビル、アシクロビルです。薬局内で知識の共有のために「腎臓を悪くする薬まとめ！」というように表にしておくと理解も深まるのではないでしょうか。少しでも薬学が臨床に繋がれば幸いです。それでは、今週はこの辺で！またね！

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。

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キクオ
現役薬剤師ブロガー

薬学部をストレートで卒業後、新卒で入社した職場で社会の洗礼を受ける。周りから「人が変わった」と言われるも、心配いらないと、謎の強がりを見せる。その後、頭皮を気にする。
働き方と未来を考えて転職を決意。病院や薬局、派遣薬剤師を経験。今後は「個人の薬剤師がどう社会に貢献出来るか」に興味あり。
「どーせ仕事をするなら楽しく」をモットーに現職の調剤薬局で楽しく働いています。「薬剤師は日本中に浪漫を届けたい」をテーマに薬剤師・薬学生向けのメディアを運営しています！