薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は
趣味やスポーツ・就労で介護コストが13～25％減少

調剤薬局で働く現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

対象期間：2021/7/19-2021/7/26

キクオはここに注目した！！

こんにちわ！薬剤師ブロガーのキクオです。いよいよ東京オリンピックが開催されますね。みなさんはオリンピックを見ていますか？キクオはスポーツが大好きで、特にバスケットボールに目がないです。「遠い国まで来て、本番までのコンディションやパフォーマンスをどう維持するのか」など選手の物語に注目しています。さて、はたして趣味やスポーツは健康になるのか？その疑問を解消する記事が今週の第1位です。スポーツだけでなく仕事も項目に入っていますが、高齢者が趣味・スポーツ・仕事を続けると、介護にかかるコスト（費用）が大きく削減ができることが示唆されました。なんとなーく予想はできそうですが、実際に数値で見ると面白い。日本福祉大学社会福祉学部の斉藤雅茂氏らが行った調査結果が掲載されています。調査内容は、国内12市町村の要介護認定を受けていない高齢者・5万1302人を6年間追跡したものです。全ての人が社会活動に参加したり就労を続けたと仮定して、6年間の介護コストを試算したところ以下のように抑制されるんだって。
趣味：19.9％
スポーツ：25.3%
就労継続：13.4%

キクオのばあちゃんも実は今も現役で働いていて、いやはやパワフルだし、介護の心配も今はありません。今回はどのようなオリンピックになるか懸念していましたが、始まってみるとテレビに釘付けになり、自分もやめていたスポーツを再開してみようかなと感じていますよ。趣味をスポーツにしている方は今後、介護費用が少ししかかからないかも（笑）。薬局では運動しているかの質問も患者さんに聞いてみると仲良くなれるので、薬剤師のみなさんは、ぜひスポーツネタを1つ持って仕事に励んでくださいね。今週はこれまで！それでは、またね！

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。