薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は
PPIとH2ブロッカーはどう使い分けるべきか

調剤薬局で働く現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

対象期間：2021/9/6-2021/9/13

キクオはここに注目した！！

こんにちわ！薬剤師ブロガーのキクオです。薬剤師のみなさんは、よく見かける薬の中にH2ブロッカーやPPIを思い浮かべませんか？私だったら、Nsaids（非ステロイド性抗炎症薬）などの鎮痛剤が最初に出てきますが、胃薬も現場ではなじみがあります。また、薬学生のころの勉強とは違って、実際の現場では適切に薬の使い方を理解する必要があります。そのために役立つのは、今週1位の記事です。

その記事内容を箇条書きでまとめてみました。

・PPIは効果の立ち上がりが遅い
・75歳以上にはH2ブロッカーは使わない方がよい
・H2ブロッカーは長期投与に向かない

記事内では、理由を添えて記載されています。
この記事は、新人向けであると同時に、経験者も改めて学べる内容だと感じました。H2ブロッカーに関してはドラッグストアでも販売されていますし、ドラッグストアで今後働く薬学生にも見てほしいですね！
腎機能の検査値などは聞いただけでは、わからないかもしれません。そんなときは、透析の有無や具体的な「腎臓」の薬のチェックしたり、トイレなどのキーワードを交えて、話を引き出すと患者さんに寄り添える薬剤師になると思いますよ！みなさんも、患者さんから引き出したい答えを決めて筋道を立てたコミュニケーションの型を作っていきましょう！
この記事が少しでも若手薬剤師や薬学生のためになってくれたらうれしく思います。
今週はこの辺で、それでは、また！

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。