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キクオが注目した!臨床ダイジェスト週間ランキング

更新日: 2021年11月24日 キクオ

薬剤師キクオが厳選!先週注目した1位は
ワルファリン0.5mg増量のはずが誤って5mg錠を処方【解説】

調剤薬局で働く 現役薬剤師のキクオ が、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

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対象期間:2021/11/15-2021/11/22

  1. 1ワルファリン0.5mg増量のはずが誤って5mg錠を処方【解説】
  2. 2米ファイザー、コロナ飲み薬を米国で申請、日本も手続き開始へ
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  5. 5空腹時血糖高値が閉経後女性の胃がん発症の危険因子

キクオはここに注目した!!

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こんにちわ!薬剤師ブロガーのキクオです。 今週は「調剤過誤」「医療事故」に関する話題をピックアップ! みなさんは薬剤師になってからヒヤリとする体験をしたことありますか? 私はあります。調剤後に規格のミスが発覚して頭の中が真っ白。自分は薬剤師に向いていないかもと思うこともありましたねぇ。私が若かりし頃は、調剤ミスをして落ち込み、その調剤ミスのメンタルブレイクから、さらに調剤ミスを再び起こしてしまうということも経験しました。ううむ、急ぐといかんなぁ。みなさんはどうでしょうかね…。
さて今週1位はヒヤリ・ハットの事例。ワーファリンの規格についてです。この医療事故の場合は、「いつも処方される時と規格が違う!」と薬剤師からの視点でも気が付けるといいですね。薬剤師になって「あ、これはいつもと違うな」と気づける危機管理能力は非常に大切です。
人間関係もしかり。「もしかすると今話しかけたらダメなタイミング?」と誰かに話す時も事前に察知できる能力が欲しいところ。私も従業員や一緒に働く方が、元気がないなど、いつもと違う様子であれば、すぐに相談に乗りやすい環境を作って、対応しています。

「失敗から学ぶ」という言葉がありますが、一度の失敗で多くのことを失ってしまう事例には十分注意してください。仮に間違えても最小限のミスで済むのか、その薬を間違えてしまったら取返しのつかない事態に陥ってしまうのかを一歩ひいて考えるとミスも事前に防げるはずです。
もちろんミスをすることを限りなく少なくするのは大前提です。
ミスをすると一番被害を被るのは患者さん。薬のリスク管理も具体的に薬効別や名前を挙げつつ後輩薬剤師に教えられるようになるといいかもしれませんね。

今週は新人薬剤師が薬局の仕事に慣れてくる時期こそ注意したいトピックでした!
今回はこの辺で!それでは、また!

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。

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キクオ
現役薬剤師ブロガー

薬学部をストレートで卒業後、新卒で入社した職場で社会の洗礼を受ける。周りから「人が変わった」と言われるも、心配いらないと、謎の強がりを見せる。その後、頭皮を気にする。
働き方と未来を考えて転職を決意。病院や薬局、派遣薬剤師を経験。今後は「個人の薬剤師がどう社会に貢献出来るか」に興味あり。
「どーせ仕事をするなら楽しく」をモットーに現職の調剤薬局で楽しく働いています。「薬剤師は日本中に浪漫を届けたい」をテーマに薬剤師・薬学生向けのメディアを運営しています!

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