薬剤師キクオが厳選！先週注目した1位は
患者はどんな結果であれ検査結果を早く知りたい

調剤薬局で働く現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

対象期間：2023/5/1-2023/5/8

キクオはここに注目した！！

こんにちは！薬剤師ブロガーのキクオです。
みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか？薬局などの医療機関では、連休前後は医薬品の調整に追われて通常より大変ですよね。
さて今回の臨床ダイジェスト記事はまず第1位の「患者はどんな結果であれ検査結果を早く知りたい」をチェックしてみましょう。
体験したことがあるかもしれませんが、臨床検査の結果が判明するまでの日々は永遠に続くかのように感じられます。
検査結果を待つ患者さんは、担当医が結果の評価を行っていなくても、たとえ悪い結果であってもすぐに知りたいと思う人が圧倒的に多数であることが、この研究により明らかになったそうです。その数字は参加者の95.7％。ほとんどの方が結果を早く知りたいという心理に私は驚きました。
薬局やドラッグストアでも薬剤師が検査結果を患者さんに聞くことがあります。また、検査値付きの処方せんが普及しているエリアもあります。患者さんによっては、血圧の値を1つ聞いくと10答える方、全く検査値に関心がない方がいます。
検査に対してのヒアリングの仕方として「採血をいつしますか？」「検査に関して医師は何か言っていましたか？」と私は聞いています。答えてくれる患者さんも多いので参考にしてください。
その他の記事で第4位「少しの体重増加でも子どもの高血圧リスクが上昇」もぜひチェックしてくださいね！今週の臨床ダイジェストランキングはここまで！それでは、また！

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。