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キクオが注目した!臨床ダイジェスト週間ランキング

更新日: 2023年6月21日 キクオ

薬剤師キクオが厳選!先週注目した1位は
誤ってプレドニゾロンの処方漏れ、医師・薬剤師の責任指摘

調剤薬局で働く 現役薬剤師のキクオが、先週1週間の新着臨床ダイジェストで注目した記事をご紹介します。

薬剤師キクオが厳選!先週注目した1位は誤ってプレドニゾロンの処方漏れ、医師・薬剤師の責任指摘のメイン画像

対象期間:2023/6/12-2023/6/19

  1. 1誤ってプレドニゾロンの処方漏れ、医師・薬剤師の責任指摘
  2. 2消毒の基本知識
  3. 3プライマリケアでは低価値の前立腺がん検診が頻繁に行われている
  4. 4口呼吸防止の口閉じテープに注意!
  5. 5統合失調症への抗精神病薬、単剤療法は併用療法よりも安全か?

キクオはここに注目した!!

薬剤師キクオが厳選!先週注目した1位は誤ってプレドニゾロンの処方漏れ、医師・薬剤師の責任指摘の画像

こんにちは!薬剤師ブロガーのキクオです。
暑い日が続きますね、梅雨はもう過ぎ去りましたでしょうか?今週の臨床ダイジェストの記事は「医師・薬剤師」の責任についてみなさんで考えていきましょう。
第1位の記事を見てみるとステロイド剤のプレドニゾロンに関しての記事が記載されています。
院内処方を担当する薬剤師は、前回処方との照合でプレドニゾロンが削除されていることに気が付くはずです。医師に疑義照会をしないで、スルーしてしまったことは薬剤師にも一定の過失はあるのではないかという意見がありました。プレドニゾロンは1mgや5mgと複数の規格がありますし、キーとなる医薬品の可能性が高いです。
主治医もなぜ気が付かなったのかなど意見もありますが、どちらが悪いのかではなく、どう事故を防ぐことができたのかを建設的に話し合いたいですよね。
私は病院薬剤師の経験がありますが、病院では事故が起こってから事故防止のマニュアルが作成されたり新しくルールができることがあります。ミスはどんなに注意をしてもゼロにはならず誰にでも起こるものです。ヒューマンエラーを前提にして薬剤師は仕事を進めなければいけませんね。今回の疾患であるリウマチ科強皮症に対してのプレドニゾロンは、なくてはいけない医薬品という意識も大切です。
みなさんも記事をチェックして誤薬がないように日々お仕事をしていきましょう。
今週の臨床ダイジェストランキングはここまで!それでは、また!

※臨床ダイジェストの記事には公開期限があるものがございます。予めご了承ください。

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キクオ
現役薬剤師ブロガー

薬学部をストレートで卒業後、新卒で入社した職場で社会の洗礼を受ける。周りから「人が変わった」と言われるも、心配いらないと、謎の強がりを見せる。その後、頭皮を気にする。
働き方と未来を考えて転職を決意。病院や薬局、派遣薬剤師を経験。今後は「個人の薬剤師がどう社会に貢献出来るか」に興味あり。
「どーせ仕事をするなら楽しく」をモットーに現職の調剤薬局で楽しく働いています。「薬剤師は日本中に浪漫を届けたい」をテーマに薬剤師・薬学生向けのメディアを運営しています!

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