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薬剤師くるみぱんの勉強ノート

更新日: 2021年6月8日 くるみぱん

帯状疱疹について日常生活の注意点や薬物療法まとめ

帯状疱疹について日常生活の注意点や薬物療法まとめのメイン画像

薬局で働いていて、帯状疱疹の患者さんが偶然続いていたことがあったので、今回は帯状疱疹について日常生活の注意点や薬物療法などをまとめてみました。

帯状疱疹について日常生活の注意点や薬物療法まとめの画像1

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帯状疱疹の概要と日常生活の注意点

帯状疱疹は身体の左右どちらか一方にピリピリした痛みと斑点、水膨れが神経に沿って帯状に現れる疾患です。症状は上半身に多くみられ、特に胸から背中、顔面などに発症しやすいようです。首から上の帯状疱疹が重症化してしまうと、失明や顔面麻痺、難聴を引き起こす恐れがあるため、できる限り早く医療機関を受診することが重要です。

日常生活では、まずゆっくり休むことが大切です。帯状疱疹が発症したということは免疫力が落ちているということなので、しっかり栄養を摂ってしっかり寝るようにしましょう。そして、痛みがあるとつい冷やしてしまうかもしれませんが、血流が悪くなって痛みが悪化してしまいます。温めたタオルを当てたり、入浴したりすることで血流を良くすると痛みが和らぎます。

なお、患部に火照りがある場合は冷やすと炎症を鎮めることに繋がります。また、アルコールは血管を拡げることで炎症や痛みを悪化させる恐れがあります。控えることが望ましいですね。

帯状疱疹について日常生活の注意点や薬物療法まとめの画像2

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帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹が長く続くと、皮膚の発疹がなくなっても焼けるような痛みや刺すような痛みを感じることがあります。この場合、帯状疱疹後神経痛(PHN)と診断され、薬物療法の他に症状によってはレーザー治療や神経ブロック注射が行われます。

帯状疱疹の発症後、早期に治療を行うことで帯状疱疹後神経痛を防ぐことができますので、痛みや発疹を確認したらできるだけ早く受診し治療を開始することが重要です。

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くるみぱん

国家試験に受かり、薬学生から薬剤師となったくるみぱんさん。現場での実践的なスキルや薬剤師に必要な専門知識をわかりやすくまとめた勉強ノート「くるみぱんの 薬学×付箋ノートBOOK」は、Instagramでも大人気。薬剤師くるみぱんさんの、ためになる勉強ノートをご紹介します。

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