「ロイコトリエン受容体拮抗薬」とは?プランルカストとモンテルカストを比べてみた
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喘息や鼻炎に用いられるロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)。それぞれの治療での立ち位置やプランルカスト(オノン)とモンテルカスト(キプレス、シングレア)の違いについてまとめました。
ロイコトリエンはどんな働きをしている?
アラキドン酸からプロスタグランジンとともに産生されるロイコトリエンは、ケミカルメディエーターの1種で好中球や好酸球を遊走させる働きがあります。
他にも気管支収縮作用や血管透過性亢進作用、鼻粘膜容積血管拡張作用を示します。ロイコトリエンのこれらの働きを抑えるために受容体拮抗薬が開発されました。
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LTRAの気管支喘息治療における立ち位置は?
喘息の長期管理に有用な薬剤の1つとされています。気管支喘息の治療の第1選択は吸入ステロイドであり、LTRAは追加薬という立ち位置で使用されることが多いです。