薬剤師くるみぱんの勉強ノート

更新日: 2024年6月7日 くるみぱん

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)の治療と薬剤について

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)の治療と薬剤についてのメイン画像 慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)の症状やCKD治療についての画像

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高齢化に伴い、慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)の患者は増えており、成人の8人に1人とも言われています。疾患の概要や治療薬についてまとめました。

慢性腎臓病 CKDの定義は?

CKDは次の①か②、もしくは両方が3カ月を越えて持続する状態と定義されています。
①尿異常、画像診断、血液検査、病理診断で腎障害の存在が明らか、特に 0.15 g/gCr 以上の蛋白尿(30 mg/gCr 以上のアルブミン尿)の存在が重要
②GFR<60 mL/分/1.73m2

慢性腎臓病 CKDの重症度は?

慢性腎臓病(CKD)の定義は血液検査などの病理診断で0.15g/gG以上の蛋白尿など。の画像

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重症度は原疾患・GFR 区分・蛋白尿区分を合わせたステージによって判断され、死亡や末期腎不全、CVD 死亡発症のリスクを4段階で評価しています。GFR(mL/分/1.73m2)区分はG1〜G5まであります。

G1:正常または高値 GFR≧90
G2:正常または軽度低下 GFR 60~89
G3a:軽度~中等度低下 GFR 45~59
G3b:中等度~高度低下 GFR 30~44
G4:高度低下 GFR 15〜29
G5:高度低下〜末期腎不全 GFR<15

腎機能低下による症状は?

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国家試験に受かり、薬学生から薬剤師となったくるみぱんさん。現場での実践的なスキルや薬剤師に必要な専門知識をわかりやすくまとめた勉強ノート「くるみぱんの 薬学×付箋ノートBOOK」は、Instagramでも大人気。薬剤師くるみぱんさんの、ためになる勉強ノートをご紹介します。

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