1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. いまさら聞けない「薬」のキホン
  4. 復習5「OD錠」「D錠」「RM錠」「RPD錠」の違い

いまさら聞けない「薬」のキホン

更新日: 2022年7月21日 齊藤 凌

いまさら聞けない「薬」のキホン5:「OD錠」「D錠」「RM錠」「RPD錠」の違い

いまさら聞けない「薬」のキホン5:「OD錠」「D錠」「RM錠」「RPD錠」の違いメインの画像1

口腔内崩壊錠は、日本薬局方の“錠剤”に分類され、チュアブル錠・発泡錠・分散錠・溶解錠など数ある剤形のうちのひとつですが、口腔内で速やかに溶解又は崩壊させて服用できる錠剤であると定義されます。日本で初めて製品化された口腔内崩壊錠は、1997年にアステラス製薬が発売した「ガスターOD錠」だそうです。現在では多くの製品が市場に出回り「OD錠」「D錠」「RM錠」「RPD錠」と口腔内崩壊錠の中でも様々な種類がありますが、それぞれの特徴や違いについて説明できるでしょうか?今回はそんな“口腔内崩壊錠の違い”について見ていきましょう。

One Point

口腔内崩壊錠の違い=添加剤の違いによって区別する。

口の中で速やかに溶ける口腔内崩壊錠は、唾液や少量の水で速やかに溶けるので、小児や高齢者でも飲みやすいメリットがあります。また透析等で水分制限がある患者さんでも、無理なく服用できるという面もあります。他にも、すぐに崩壊するという点で、簡易懸濁法に最適な剤形でもあります。これらは添加物に特徴があります。 

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

齊藤 凌の画像

齊藤 凌
さいとう りょう

管理薬剤師/茨城県糖尿病療養指導士/スポーツファーマシスト
2016年に薬科大学を卒業後、漢方相談・ハーブ園のあるフローラ薬局で薬局薬剤師として勤務。「地域に健康の花を咲かせる」をモットーに日々、勉強中。

キーワード一覧

いまさら聞けない「薬」のキホン

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

医薬品情報・DI 調剤報酬改定 服薬指導 薬局経営 医療クイズ 選定療養 診療報酬改定 ebm 感染症対策 薬剤師あるある