1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. いまさら聞けない「薬」のキホン
  4. いまさら聞けない「テープ剤」「パップ剤」の違い

いまさら聞けない「薬」のキホン

更新日: 2022年12月31日 齊藤 凌

「テープ剤」「パップ剤」の違い〜いまさら聞けない「薬」のキホン8

いまさら聞けない「薬」のキホン8:「テープ剤」「パップ剤」の違いメインの画像1

皮膚に貼り、薬の成分を患部に伝える貼付剤には、テープ剤とバップ剤があります。そのふたつの違いは、薬剤に水分を含むかどうかです。それ以外にどんな違いがあり、使い分けられているのかを見ていきましょう。

テープ剤・バップ剤の違いOne Point

テープ剤・パップ剤の違い=粘着力の違いによって使い分ける。

日本薬局方では皮膚に適用する製剤のうち、「テープ剤」は“ほとんど水を含まない基剤を用いる貼付剤”、「パップ剤」は“水を含む基剤を用いる貼付剤”と定義しています1)。パップ剤を貼ったときに少しひんやりするのは、この水分を含むことが影響しています。成分が同じであればどちらの貼付剤でも同等の効果を得られますが、今回は製剤的な観点から、これらの違いをご紹介します。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

齊藤 凌の画像

齊藤 凌
さいとう りょう

管理薬剤師/茨城県糖尿病療養指導士/スポーツファーマシスト
2016年に薬科大学を卒業後、漢方相談・ハーブ園のあるフローラ薬局で薬局薬剤師として勤務。「地域に健康の花を咲かせる」をモットーに日々、勉強中。

キーワード一覧

いまさら聞けない「薬」のキホン

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

医薬品情報・DI 薬物療法・作用機序 服薬指導 ライフ・雑学 医療クイズ ebm 感染症対策 薬剤師あるある アセスメント 調剤基本料