いまさら聞けない「薬」のキホン

更新日: 2023年1月13日 齊藤 凌

いまさら聞けない「薬」のキホン8:「冷湿布」「温湿布」の違い

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鎮痛作用のある湿布は、筋骨格系の痛みに対して内服薬と同様の有効性があるとされています1)。そして、内服薬に比べて胃腸障害などの副作用が少なく1)、腎障害患者・肝障害患者などにも使用しやすいメリットがあります。また湿布は貼付した患部に作用して、かつ全身循環系への吸収を抑えることで、局所的な消炎鎮痛効果を発揮します。その中でも「冷湿布」「温湿布」といった種類がありますが、それぞれどのような使い分けをするか説明できるでしょうか?今回はそんな“冷湿布・温湿布の違い”について見ていきましょう。

One Point

冷湿布・温湿布の違い=痛みの状態によって使い分ける。

そもそも「冷湿布」や「温湿布」はともに鎮痛成分は共通しており、ロキソプロフェンナトリウムやサリチル酸メチル、ケトプロフェン、フェルビナクなど、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と呼ばれる分類の成分です。つまり湿布が冷たくても温かくても、鎮痛作用の効果は同じと言えます。

成分は同じですが、生理学的には痛みの状態に応じて、冷感と温感を使い分けることで症状を和らげることができます。

各々の違いについて

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齊藤 凌
さいとう りょう

管理薬剤師/茨城県糖尿病療養指導士/スポーツファーマシスト
2016年に薬科大学を卒業後、漢方相談・ハーブ園のあるフローラ薬局で薬局薬剤師として勤務。「地域に健康の花を咲かせる」をモットーに日々、勉強中。

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