ママ薬剤師の転職・求人・復職など働き方コラム

更新日: 2025年1月29日 薬剤師コラム編集部

ママ薬剤師向け!子どもの年齢別・職場別の転職チェックポイント

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現在は法律や制度が整ったこともあり、出産をきっかけに仕事を辞める人は少なくなりました。しかし、産休や育休は法律で決まったから取れるようになっているものの、実際は子どもがいると働きにくい職場があるのも事実です。

ママ薬剤師として本当に働きやすいのはどんな職場なのでしょうか。

ここでは、ママ薬剤師として無理なく働くためのポイントや、「もうムリだ」と思ったときに、薬剤師免許を生かして転職するコツなどについて解説します。

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ママ薬剤師が無理なく働くためのチェックポイント

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何年間も薬剤師として働いてきて、仕事そのものには慣れたとしても、ママ薬剤師として育児と仕事を両立しながら働くのは新たなチャレンジです。子育てはママのがんばりだけでなんとかなるものではなく、ハプニングの連続。ママ薬剤師として働くには、自分の努力とは別に、職場環境やまわりの協力が重要になってきます。
ここでは、ママ薬剤師が無理なく働くためにチェックすべきポイントをまとめました。

1. 育児に関する制度が整っているか

産休や育休は、正社員やパートといった雇用形態に関わらず取得できると国の法律で決められています。そのため、どこで働いていても、妊娠・出産すれば使うことができます。
ひと昔前に比べれば、子どもを産んでも格段に仕事を続けやすくなりましたが、ママ薬剤師にどのくらい配慮があるかは職場によって違うのが実際のところです。

たとえば、時短勤務は法律上は3歳までとなっていますが、小学校入学までや小4まで時短勤務可能なところもあります。時短勤務があるかどうかは、毎日の働きやすさに直結します。
このような制度があるかどうかは、その職場が本当に育児支援に積極的かをチェックするめやすとなるでしょう。

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2. 時間の融通がきく職場か

子どもが小さいうちは毎日保育園に送り迎えをしなければなりません。ママ薬剤師には、保育園の時間という制約がかかります。保育園に合わせて時短勤務ができたり、シフトが組めたりするか、残業はないかは大切なポイントです。

また、育児には予期せぬ出来事がつきものです。子どもの急な病気のときに気兼ねなく帰れたり、休みが取れたりするかも重要です。薬剤師の数が多い職場のほうが対応してもらいやすいでしょう。

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3. 職場の人数・処方箋の枚数

薬剤師の人数と処方箋の枚数は、業務の忙しさに直結します。少人数の職場や、処方箋が多い場合、1人あたりの業務量が増えるため、定時に帰りにくくなります。このような職場は育児と両立するのが難しいでしょう。
逆に、スタッフが多く、分担がきちんとできている職場では、負担が軽減され、働きやすいといえます。適切な人員配置がされているかどうかも確認しましょう。

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4. 子育て経験者がおり、育児に対する理解があるか

職場に同じように子育てをしている先輩がいるかどうかも重要です。現在進行形で子育てをしていたり、子育て経験のあるスタッフが多かったりする職場では、「お互いさま」という意識があり、子どもの急病などの際も快く送り出してもらえるでしょう。
また、日々の生活のなかでの子育ての悩みや、子育てと仕事の両立に関しても、子育て経験者からのアドバイスやサポートがもらえるので心強いといえます。

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職場別:ママ薬剤師の働きやすさをチェック

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薬剤師の職場にはさまざまな種類がありますが、それぞれの職場環境にはメリット・デメリットがあります。ここでは、主な職場について働きやすさと転職難易度をみていきましょう。

調剤薬局

調剤薬局は、薬剤師にとって最もメジャーな職場ですが、働きやすさは薬局によって差があります。
数が多く、仕事内容も基本的には同じなので、転職はしやすいといえます。

メリット

調剤薬局は特定の病院の門前であることが多いので、処方箋の枚数が予測でき、働き方の見通しが立ちやすいといえます。病院の開院時間が短く、処方箋も多くない薬局ならば、比較的定時で帰りやすく、残業が少ないでしょう。

調剤薬局はチェーン店は少なく、個人経営の小規模な運営が多くなっています。子育てに理解のある経営者ならば、個々の事情に配慮してもらえることもあります。

また、薬局の数が多いので、自宅の近く、保育園や駅の近くなど、職場を探しやすいのもメリットです。

デメリット

個人経営の小規模な薬局の場合、スタッフの数が少ないと、急な休みが取りづらいことがあるかもしれません。また、冬の繁忙期や、スタッフが辞めて人手不足になったりした際には、負担が増えてしまうこともあります。

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ドラッグストア

ドラッグストアには大規模な全国チェーン店も多くあります。また、調剤も併設されているのか、OTCのみかなどによって働き方にも違いがあります。
ドラッグストアも転職難易度は低めです。調剤経験がないママ薬剤師でも転職しやすいといえます。

メリット

ドラッグストアは、医薬品以外にも日用品や食品など幅広い商品を扱っており、薬剤師以外のスタッフも多く働いています。正社員だけでなくパートも多いので、仕事の分担がしやすいでしょう。

営業時間が長く、土日も営業しているのでシフト制が基本ですが、自分の都合に合わせてシフトが組めれば働きやすくなります。

大企業の場合は育休や育児時短などの制度も整っており、利用もしやすいでしょう。
また、調剤薬局と同様に、店舗数が多いので自宅の近くで仕事を探しやすいこともメリットです。

デメリット

営業時間が長いため、基本的には夜間や土日も働かなければなりません。子どもが小さい間は免除されても、子どもが大きくなると平常勤務となります。子どもはまだ小学生なのに家族と時間が合わない、休みが合わないということが出てきます。

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病院

専門性が高く、当直や夜勤があるところもある病院は、出産後は働きにくいというイメージがありますが、病院によって差があります。
病院での経験のないママ薬剤師が転職するには難易度が高くなります。逆に、病院薬剤師が調剤薬局やドラッグストアに転職するのはスムーズでしょう。

メリット

ママ薬剤師にとっての病院の働きやすさは、病院の規模や種類によって違いがあります。
慢性期病院や療養型病院は、勤務時間が安定していて土日も休みなので、ママ薬剤師にとって意外に働きやすい職場です。

また、病院は看護師が多いため基本的に育児支援は充実しています。院内に保育園がある病院もあるので、子どもが小さいときも安心です。

デメリット

総合病院などでは、当直や夜勤のあるところがあります。子どもが小さいうちは免除されることもありますが、子育てをするうえではやはり負担となるでしょう。
また、病院薬剤師は、調剤薬局やドラッグストアに比べて給与が低い傾向があるので、出産後は仕事のハードさとのアンバランスさを感じる人もいます。

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製薬会社

製薬会社の特徴は、薬剤師以外の一般の社員が多いことです。職場の制度や勤務環境も、一般企業に準じたものになります。他業種からの転職難易度は高めです。

メリット

製薬会社は土日が休みで、勤務時間も一般企業と同じく平日昼間となります。保育園や学校と同じなので、子どもと同じリズムで生活することができます。
産休や育休、育児時短などの制度も整備されています。また、職種によってはフレックス勤務やリモートワークの利用ができることもあります。

デメリット

研究職などの場合、現場の第一線で働けないためフラストレーションを感じたり、昇進などで不利になったりするかもしれません。
また、会社の数も限られ、仕事の専門性も高いので、魅力を感じたとしてもほかの職場から転職するには難しいといえます。

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働き方別:ママ薬剤師が働きやすいのは?

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薬剤師は正社員だけでなく、パートや派遣でもよい条件で働くことができます。ママ薬剤師が子育をしながら働きやすいのはどの働き方でしょうか。

正社員

待遇がいい代わりに自由がないように感じられる正社員。そのメリット・デメリットをあらためて確認してみましょう。

メリット

正社員の最大のメリットは、待遇面でも給与面でも安定していることです。育児のために一時的に働くペースを落としたとしても、雇用は安定していて、ボーナスや退職金ももらえます。

また、社内の子育て支援の制度も、基本的に正社員のためのものです。パートなどでは条件がつくことがありますが、正社員であれば制度をフルに活用することができます。

デメリット

正社員の場合はフルタイム勤務が基本です。子どもが小さいうちは一時的に時短勤務ができたとしても、期限を過ぎればフルタイム勤務に戻らなければなりません。残業が求められる職場もあります。

仕事上の責任も重いので、子育てとの両立が難しく感じられることがあるかもしれません。

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パート・アルバイト

子育て中はパート勤務をして、子どもとの時間を確保するママ薬剤師も多くいます。薬剤師にとって、パート勤務になることはでマイナスではないのでしょうか。

メリット

パート・アルバイト勤務の最大のメリットは、勤務時間の自由度が高く、育児との両立がしやすいことです。
とくに子どもが小さい間は、一番欲しいものは時間といっても過言ではありません。

子どもの都合に合わせて、ママ自身のコンディションもつらくならないように、一日数時間、週に数日、と働く時間をコントロールできます。
薬剤師の場合、パートであっても平均時給2079円(薬キャリエージェント調べ)と高いので、短時間勤務でもある程度の収入を確保することができます。

また、薬剤師は転職もしやすいので、子育て期間中はパートとして働き、子どもの手が離れてからは正社員を探す、といったことも可能です。

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デメリット

正社員に比べると、給与や福利厚生の面では限定的になります。ボーナスや退職金はありませんし、正社員が受けられる福利厚生の中には受けられないものもあるでしょう。
任される仕事も限られるので、長期的なキャリア形成は難しくなります。

派遣社員

派遣社員に興味はあるけれど、実際どんなものかわからないので不安、という方もいるのではないでしょうか。実は、派遣はママ薬剤師にとってメリットの多い働き方です。

メリット

派遣の第一のメリットは時給の高さ。薬キャリエージェント調べの平均時給は3341円。パートの約1.5倍です。
また、働く時間を自分で選べるので、短時間でサクッと稼ぎたいというママ薬剤師のニーズに合った勤務スタイルといえます。

デメリット

派遣はパートと違って、同じ派遣先で長く働くことができません。自宅から近くて、時間もちょうどいい派遣先があったとしても、派遣期間が終わると働き続けることができないのです。

また、派遣を必要としているのは、人手の足りない忙しい職場です。休みが取りにくい場合があることには注意が必要です。

育休を取れる条件は派遣会社によって違うので、しっかり確認しましょう。

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子どもの年齢別:ママ薬剤師が注意すべきポイント

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子育ての大変さや心配になるポイントは、子どもの年齢によって大きく変わっていきます。それに従って、仕事との両立で考慮しなければならない点も変わってきます。
ここでは、子どもの年齢別の注意点をまとめました。

0〜3歳

基本的に、一緒にいる時間は目が離せない時期です。また、急な病気になることも多く、何かと振り回されることが多いでしょう。
この時期は、時間の余裕があること、いざというときは子どもを最優先して柔軟に対応できることが重要になります。

時短勤務や急な休みの取りやすさも大切ですが、ママ薬剤師がひとりで頑張るのには限界があります。夫婦で協力し合うのはもちろん、実家やママ仲間、病児保育など、いざというときの助け舟をたくさん用意していきましょう。

小学校入学まで

保育園の時間が生活の基本で、送り迎えは必須です。まだまだ子育て中心のタイムスケジュールとなります。
そろそろ習い事をさせたいと考えることもあるでしょう。その場合は、保育園から帰ったあとや、休日に送り迎えをする必要が出てきます。習い事は生活のバランスや子どもの生活リズムを考えながら選ぶようにしましょう。

また、小学校のことも考えなければなりません。病院勤務で院内の保育園に通わせている場合は、小学校のお友達のことを思うと地元の保育園に転園させたほうがいいかも、と考えることもあるでしょう。
乳幼児の時代はある意味親の都合で動くことができましたが、徐々に子どもの状況を考えながら選択していくことが必要となります。

小学生

小学校でまず問題となるのが、いわゆる「小1の壁」です。保育園は働く保護者のための施設だったので、親の仕事が終わる時間まで子どもを預かってもらえました。しかし、小学校はそうはいきません。放課後に子どもを預けられる学童保育がありますが、定員が限られていたり、閉所時間が早かったりという問題があることがあります。

また、小学校には長期休暇があり、特に夏休みはどうするか頭の痛いところです。学童に通わせるにしても、毎日お弁当が必要となります。学童が小3や小4までというところも多く、学童が終わったあとはどうするかも考えなくてはなりません。

小学校では、参観日やPTA活動など、保護者が参加しなければならない行事が増えます。これらの行事は平日に行われることが多いため、仕事を調整する必要があります。

一方で、子どもの生活には手がかからなくなるので、ママ薬剤師も落ち着いて仕事に取り組むことができます。
「小1の壁」に対処するために、より時間の融通の効く職場への転職を考える人がいる一方で、子どもが小さいときは抑えていた仕事のペースを上げる人もいます。
ママ薬剤師が自分のキャリアを考える時期ともいえるでしょう。

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中学生以降

中学生になると、子どもはある程度自立し、親の手が離れる場面が増えます。思春期という難しい時期ですが、受験や進学時のサポートも大切になるので、一歩引いたところから必要なときにヘルプするという距離感が大切になってきます。また、手が離れるかわりに学費の負担は増えてきます。

仕事はフルタイム勤務となり、職場で「子育中の人」と扱われることも減ってくるでしょう。残業や他の職場へのヘルプなども一般社員と同じようにこなすことが求められます。
ただ、子どもがハードな部活や習い事をしていると、そのサポートが必要になることもあります。

夫婦の間でフレキシブルに助け合いながら、仕事への対応や子どものサポートをしていくことが大切です。
キャリアアップを考える人は、より可能性の広がる職場への転職を考えてもよいでしょう。

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ママ薬剤師は子育てに合わせて転職も可能

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ここまでみてきたように、子どもの年齢によってそれに適した働き方は変わってきます。さまざまな制度やまわりのヘルプを利用しながら同じ職場で働き続けることもできますが、子どもの状況に合わせて転職という選択をするママ薬剤師も多いです。

ママ薬剤師へのニーズは高い

薬剤師のなかでは転職のハードルは低く、薬キャリエージェント調べでは、平均3回転職しています。正社員からパートや派遣になるだけではなく、パートや派遣から正社員への転職も可能なのが薬剤師の特徴です。

薬剤師は女性が約6割を占めていることもあり、薬剤師業界でのママ薬剤師のニーズは常に高くなっています。

一般企業では、一度正社員を辞めてしまうと再就職先はパートしかないといったことがありますが、薬剤師ではその心配はありません。子どもが小さい間は家の近所でパートで働き、手が離れたころに正社員に復帰してバリバリ働く、といったことも可能です。

キャリアを中断させることなく、柔軟に状況に対応していけるのが薬剤師の強みだといえます。

ママ薬剤師の転職には転職エージェントの利用がおすすめ

比較的転職が容易な薬剤師ですが、毎日仕事と家事と育児に追われていると、「仕事を変わりたい」と思っても、転職活動まで手が回らないのが実際のところではないでしょうか。

そんな忙しいママ薬剤師におすすめなのが、薬剤師専門の転職エージェントです。

転職エージェントを利用することで、ママ薬剤師歓迎の求人情報や、育児と両立しやすい職場を見つけることができます。コンサルタントは地域の転職状況に詳しいので、本当にママ薬剤師がイキイキと働いている職場を紹介してもらえます。

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まとめ

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ママ薬剤師が無理なく働くためには、育児に理解があり、時間の融通が利く職場環境が大切です。
そのためには、転職も有効な手段となります。極端に不利な待遇になることなく転職できる薬剤師免許は、ママ薬剤師にとって最強のカードだと言えるでしょう。
自分のライフステージに合った働き方を選びながら、子どももキャリアも大切にしていってくださいね。

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薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

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