「危機を察知した看護師の直観」-看護師の訴えのもとCTを取った結果・・・


「M3メンバーズメディア」では医師会員から寄せられた記事の一部をご紹介します。今回からシリーズとして、「心に残る症例」をテーマにエピソードをご紹介したいと思います。薬剤師の先生方も、いつまでも印象に残る症例、患者さんとの想い出があるかと思います。中には仕事の在り方を考えさせられるかもしれないエピソードもあるかもしれません。日々のお仕事にプラスの変化となるような、「気づき」を感じてもらえたら幸いです。

M3メンバーズメディア」では医師会員から寄せられた記事の一部をご紹介します。今回からシリーズとして、「心に残る症例」をテーマにエピソードをご紹介したいと思います。薬剤師の先生方も、いつまでも印象に残る症例、患者さんとの想い出があるかと思います。中には仕事の在り方を考えさせられるかもしれないエピソードもあるかもしれません。日々のお仕事にプラスの変化となるような、「気づき」を感じてもらえたら幸いです。
P.N. カレッヂ
患者さんを通したコメディカルとの思い出です。
私は研修医生活を終え、大学病院の医局に入局し、卒後4年目に関連病院へ出向することになりました。出向先の病院は3次救急まで対応できる設備を備え、内科、外科はもちろんのこと、小児科、産婦人科、整形外科、耳鼻咽喉科などのさまざまな科に対応できる病院でした。内科医として勤務を始めた当初は、研修医生活を大学で送り、入局後も大学病院で過ごしてきた私にとっては、“卒後4年目の研修医”のような状態でした。
-看護師からの突然の連絡
そんなある日、1日の業務の終…