調剤薬局はスピード勝負!?
調剤薬局は、時間との戦いです。
処方箋を受け取った瞬間からカウントダウンが始まり、薬が患者さんに渡るまで、薬剤師は猛ダッシュで動き続けます。
私が薬局で働き始めたころ、先輩から言われたことは、「とにかく早く」すること。
一包化ができあがるまでの時間を測られ、遅いと怒られたのも一度や二度ではありません。
薬剤師として、体調の悪い患者さんを待たせることなく、薬を正確に届けるのはプロとして当然のことです。
それでも、特に新人薬剤師に対して、添付文書を開かせる間も与えず、第一声が「遅い!早くして!」なのは、少し違和感を覚えました。
薬剤師が絶対に優先しなければいけないのは、安全性なはず。
早く薬を渡すことに囚われすぎて、大切なことを見逃してないか、しっかり考える必要がありますね。