薬局薬剤師が医薬翻訳を勉強してみたら
2020年は新型コロナの影響で、誰しもが経験したことのない1年間になったのではないでしょうか。
私は旅行が趣味ですが、今年はそれが全くできませんでした。
そこで持て余した時間を、以前から興味を持っていた医薬翻訳の勉強に使うことにしました。
通信講座を受講し、医薬品開発の文書や添付文書などを日本語から英語に訳すのですが、これがすごく難しいのです。
日本語の内容を理解した上で、適切な英単語、言い回しで訳すことを求められます。
たった一行訳すのに数時間かかることもありましたが、続けていくうちに、よく使われる表現を覚えることができました。
普段私のような薬局薬剤師が英語を必要とする機会は少ないと思いますが、それでも患者さん一人一人にしっかり向き合うとなると、英語の文献から情報を読み解くことは避けては通れない道だと感じます。
医薬翻訳の仕事をする、しないに関わらず、勉強をする意義は大いにあると思いました。