ハイリスク薬の服薬指導
高齢の患者さんは何種類ものハイリスク薬を併用していることが多く、より注意して服薬指導する必要があると感じている、薬局薬剤師のmokaです。
私が個人的によく遭遇するのは、抗血栓・抗凝固薬などの血液凝固阻止剤を服用している患者さんです。
出血有無はもちろん、抜歯や手術予定がないかも確認します。
休薬指示が出ている場合は、必要に応じて日数を調整したり、一包化の場合は該当日に休薬できるようにしたりと工夫しています。
患者さんの中には、血液がさらさらになる作用のあるサプリを飲んでいる人もいたため、併用薬だけでなくサプリについての確認も重要だと思いました。
また、糖尿病治療薬を服用している患者さんもよく来られます。
いつも低血糖を起こした時の症状や対策を話すようにしているのですが、低血糖が起こる=薬が効いていると思っており、低血糖症状が出た方が良いと考えている患者さんもいました。
いつも飲んでいる薬だから大丈夫、と考えずに、今後も患者さんが安心して薬を服用できるように、ハイリスク薬は特にしっかり服薬指導していきたいですね。