薬剤師mokaの漫画エッセイ

更新日: 2021年5月30日 moka

ハイリスク薬の服薬指導

高齢の患者さんは何種類ものハイリスク薬を併用していることが多く、より注意して服薬指導する必要があると感じている、薬局薬剤師のmokaです。
私が個人的によく遭遇するのは、抗血栓・抗凝固薬などの血液凝固阻止剤を服用している患者さんです。
出血有無はもちろん、抜歯や手術予定がないかも確認します。
休薬指示が出ている場合は、必要に応じて日数を調整したり、一包化の場合は該当日に休薬できるようにしたりと工夫しています。
患者さんの中には、血液がさらさらになる作用のあるサプリを飲んでいる人もいたため、併用薬だけでなくサプリについての確認も重要だと思いました。
また、糖尿病治療薬を服用している患者さんもよく来られます。
いつも低血糖を起こした時の症状や対策を話すようにしているのですが、低血糖が起こる=薬が効いていると思っており、低血糖症状が出た方が良いと考えている患者さんもいました。
いつも飲んでいる薬だから大丈夫、と考えずに、今後も患者さんが安心して薬を服用できるように、ハイリスク薬は特にしっかり服薬指導していきたいですね。

ハイリスク薬の服薬指導の画像(1)

または

m3.com会員登録いただくと、医療ニュースや全てのコラム記事が読み放題&ポイントが貯まる

新規会員登録(無料)

こちらもおすすめ

mokaの画像

moka
もか

新卒で企業に就職後、海外留学を経て薬局薬剤師に。
薬学×イラスト薬剤師として、薬局での日々を漫画にしたり、作用機序や日頃の服薬指導での疑問点をイラストにまとめてInstagramやブログに投稿中。

キーワード一覧

薬剤師mokaの漫画エッセイ

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

薬剤師あるある 調剤報酬改定 服薬指導 派遣薬剤師 ハイリスク薬 医療過誤・ヒヤリハット 薬局経営 マンガ 年収・待遇 プロブレム