検査値付き処方箋を活用しよう!-その1-
最近検査値つきの処方箋を見る機会が増えてきました。
薬局薬剤師のmokaです。
処方箋の様式が発行元によって異なるように、記載されている検査値の項目も、医療機関によって多少異なりますが、白血球や赤血球数をはじめ、ヘモグロビン値や凝固能、肝機能や腎機能の数値など、処方箋監査に欲しいと思う項目は概ね載っていることが多いように感じます。
検査値付きの処方箋は、監査に多少時間がかかってしまいますが、普段「本当にこの年齢の患者さんに、この量でいいのかな?」と不安に思っていた要素が、数値として確認できるので、やはり安心感があります。
特に活用することが多いのは、腎機能の検査値です。
腎機能に応じて用量を調節しなければいけない薬って意外と多く、疑義照会をしたり、トレーシングレポートを送ったりと、たくさん活用させていただいています。