薬剤師がNISAを始めるとき。投資信託商品の上手な選び方を解説!
- ☞投資信託商品を選ぶポイントは3つ
- ☞1つめのポイント「手数料の安さ」をNISAは満たしている
- ☞投資初心者は、目安0.2%未満の信託報酬の商品を選ぶといい
- ☞ NISAの購入・積み立てランキングを確認するのも一手
NISAで投資信託商品を毎月積み立てることで実現可能です。とはいっても、NISAで購入できる投資信託の商品は多数あります(NISAのつみたて投資枠で購入可能な商品数は300種類ほど)。今回は、実際に投資信託商品を選ぶ際のポイントを解説していきましょう。
NISAで購入できる投資信託商品の選び方
投資信託商品を選ぶコツは以下の3点です。
- 手数料の安い商品を選ぶ
- インデックスファンドを選ぶ
- 複数の国と資産に分散されている商品を選ぶ
順に解説していきましょう。
手数料の安い商品を選ぶべし
2000年代初頭までのかつての投資信託は、例え運用で利益が出ていても、「販売手数料」と「信託報酬(≒運用手数料)」によって、投資家への還元は微々たるものという印象でした。
そのため、株価下落などのリスクのほうが上回ると判断し、投資信託に対して消極的な人が多かったですね。NISAのつみたて投資枠で購入可能な投資信託の商品は、基本的に全て販売手数料はゼロ(ノーロード)です。また、最近では信託報酬が低い(0.5%以下)良質な投資信託が増えてきています。
信託報酬が0.1%前後の商品もありますので、初心者が最初に投資信託を購入するのであれば、「信託報酬0.2%未満(0.1%未満ならなおヨシ)」のものから選べばよいでしょう。次項で解説するインデックスファンドであれば、ほとんどの商品が信託報酬0.2%未満です。
インデックスファンドを選ぶべし
投資信託には大きく分けて「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2つのタイプ(表1)があります。インデックスファンドとは,とても簡単にいうと「株の大企業セット」とお考えください。