勤務期間1年でも転職で年収150万円増の理由
このシリーズでは、転職する際、自分に合った働き方をかなえながら、収入がアップした方の実例をご紹介しています。今回ご紹介するのは、勤務期間1年でも自分の実績を正直に伝えることで、管理薬剤師としてのキャリアアップも実現したエピソードです。
転職者プロフィールK・Tさん(27歳)、男性、東京都練馬区
- 休みが不定休で、日曜日や、GWなどの休日出勤がある
- 残業が多く、体力的にもきつい面があり、落ち着いて働けるところを希望
- 人一倍努力をしても努力をしていない人と同じ給与なので、頑張りを評価してくれるところを希望
薬キャリコンサルタント、石野さんが語る!
今回の収入アップのポイント!
大手の調剤薬局で通常薬局業務をおこなっていたK・Tさん。1年間の勤務での転職は、マイナスポイントとなりがちです。
しかし、その1年間でK・Tさんが何を頑張ってきたのか、キャリアを棚卸し。複数店舗でのヘルプや在宅を積極的に行うことで早期に幅広い対応ができるようにしたこと、先輩の話を自主的に聞いて社会人としてのスキルを高めていったこと、遅い時間まで働いた帰宅後も勉強を継続的に行ってきたことなど、今までの仕事でおこなってきた工夫や頑張りを整理し伝えたことがプラスに。
収入増だけでなく希望の働き方や、キャリアアップもかないました。
年収の変化
<仕事の内容>
大手調剤薬局にて、
通常薬局業務。
<仕事の内容>
個人薬局で管理薬剤師
として通常薬局業務
その間何を頑張ってきたのかを素直に伝える
面接で評価されたのはココ!
キャリアが短くても、人一倍頑張って働いてきたというご本人の強い意志と取組内容を伝えたと同時に、キャリアが短いことでまだ得られていない経験やできないことがあることは、素直に伝えました。また、そのうえで、自分が今後どうキャリアを積んでいきたいのかもアピールしたことがよい印象につながったと思います。
自分のPRポイントを見つけるのは、いざとなると難しいもの。自分では気づかないことが意外にも評価されたりすることもあったりします。
いまは、積極的に転職するつもりがない人も、ぜひ読んでみて、ご自身のキャリアと照らし合わせてみてくださいね。
次回のエピソードをお楽しみに。