薬剤師が気になる年収・給料コラム

更新日: 2026年7月1日 薬剤師コラム編集部

【26最新年収】20代薬剤師の年収は低い?年収アップおすすめの方法3つ

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薬剤師の資格取得には、6年間薬学部に通う必要があるため、20代の薬剤師というと、一番若くて24歳です。では、20代薬剤師の平均年収は同世代と比べて高いのでしょうか?世の25~29歳の平均年収は394万円ですが、薬剤師の年収は勤務先や地域によっても異なります。

この記事では、20代薬剤師の男女別平均年収や、薬局・ドラッグストア・病院など勤務先別の給料、さらに20代で年収アップを目指す方法をご紹介していきます。

20代薬剤師の平均年収はいくら?

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厚生労働省発表の「令和7年賃金構造基本統計調査の概況 」によると、25~29歳の平均年収は394万円(男女計)です。まずは、20代薬剤師の男女別の年収を見てみましょう。

20代男性薬剤師の年収

同じく、厚生労働省が発表した、令和7年賃金構造基本統計調査によると、25~29歳男性薬剤師の平均年収は512万円です。同調査によると、全年齢の一般労働者の平均年収は418万円でした。同年代の平均年収のみならず、すでに全年齢の一般労働者の平均年収よりも、20代男性薬剤師の年収は高いです。

20代女性薬剤師の年収

厚生労働省が発表した、令和7年賃金構造基本統計調査によると、25~29歳女性薬剤師の平均年収は約483万円です。男性と比べると29万円ほど低くなっていますが、すでに20代で、全年齢の一般労働者の平均年収より、約65万円も高いです。薬剤師の女性の年収が男性よりも低くなっている明確な理由はわかりませんが、一般的に、女性のほうが非正規雇用(パートやアルバイト)の割合が多いから、と言われています。

20代前半(~24歳)薬剤師の年収

厚生労働省が発表した、令和7年賃金構造基本統計調査によると、20代前半の薬剤師の年収は440.5万円です。薬剤師になるには6年制の薬学部を卒業しなければならず、現役で入学・卒業したとしても、卒業時には24歳です。そのため、この440.5万円という平均年収は新卒時点のものということになります。

同世代の全ての業種の平均年収は267万円であり、薬剤師の給与水準は、入社時点ですでに他業種よりも高いといえます。

20代後半(25歳~29歳)薬剤師の年収

厚生労働省が発表した、令和7年賃金構造基本統計調査によると、20代後半の薬剤師の平均年収は497.5万円です。同年代の平均年収より多めです。

属性 薬剤師 一般労働者の平均年収
全年代 583.43万円 422.5万円
20代前半 440.5万円 267万円
20代後半 497.5万円 394万円
20代後半女性 483万円 356.57万円
20代後半男性 512万円 456.8万円

20代後半の平均年収を男女で比較してみると、特に女性薬剤師が一般労働者の平均年収を大幅に上回っていることがわかります。女性同士で比べると約150万円の差があり、一般労働者の男性と比較しても約60万円の差があります。

勤務先別・20代薬剤師の年収

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同じ薬剤師でも勤務先によって年収は変わってきます。ここでは勤務先別に20代薬剤師の年収を紹介します。

調剤薬局

調剤薬局で働く薬剤師の平均年収は約512万円(※)です。20代後半の男性薬剤師の平均年収が512万円ですので、30代前後には平均年収近くになるようです。

薬剤師の場合、人手不足が原因で、地方のほうが給料が高いです。さらに、求人によってはもっと高い年収金額を提示しているところもあります。そのため、同じ調剤薬局の仕事でも、勤務エリアや求人条件によっては、20代のうちからより高い年収を目指すことも可能です。

(※)薬キャリエージェント調べ

病院

病院で働く薬剤師の平均年収は約474万円(※)です。20代後半の男性薬剤師の平均年収はすでに病院薬剤師の平均年収を超えていることになります。
では、病院薬剤師は給料が低いのか?というと、そうではありません。実際に求人をみると、中には500万円を超える求人もあります。

また、同じ病院というジャンルでも、民間病院や国立病院など、病院の形態によっても年収が異なります。さらに、病院には夜勤や当直があるので、それらの手当が加算されることで、20代の薬剤師でも年収アップが期待できるでしょう。

(※)薬キャリエージェント調べ

製薬会社

製薬会社で働く薬剤師というと、MR職をイメージする方が多いかもしれません。MRは一般的に給与水準が高く、成果次第では20代のうちから大幅な年収アップも期待できます。

ただし、MR職は未経験者採用がそれほど多くないため、20代の薬剤師がMRを目指す場合は、新卒採用や早期キャリア形成が重要になります。

ドラッグストア

ドラッグストアで働く薬剤師の平均年収は528万円(※)で、勤務先別の中では一番高いです。
全国展開しているドラッグストアの場合、勤務地がどこであっても比較的給与が安定しているため、20代の薬剤師も高収入を目指しやすい勤務先といえます。

また、早ければ20代のうちから薬局長や店長といったマネジメント職に就くことも可能なため、20代でも大幅に昇給が期待できるケースも珍しくありません。

(※)薬キャリエージェント調べ

地域別・20代薬剤師の年収

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20代薬剤師の地域別の年収を見てみましょう。都市部と地方では薬剤師の給与水準が異なるため、年収にも違いが出てきます。就職先・転職先を検討する際の参考にしてください。

都市部(東京・大阪・福岡など)と地方の違い

薬剤師の場合、給与は都市部より地方のほうが高いです。一般的な企業の場合、東京や大阪、福岡のような都市部のほうが給与は高くなっていますが、薬剤師はそれが逆転しています。理由は、地方の薬剤師不足です。地方では薬剤師が少ないため、薬剤師の需要が高く、比例して給与も高くなっています。20代という若手でも、都市部よりは給与が高い可能性があります。

さらに、地方勤務の場合は家賃補助が出たり社宅が用意されていたりすることもあるため、20代のうちから貯金をしやすい環境が整っているケースが多いでしょう。給与重視の20代薬剤師の方は、地方も選択肢に入れると良いかもしれません。

都道府県別 薬剤師の平均年収ランキング

順位 都道府県 平均年収
(男女計・万円)
1 鳥取 615
2 秋田 610
3 山梨 605
4 島根 602
5 宮崎 600
6 福井 598
7 青森 595
8 高知 595
9 山口 594
10 新潟 592
11 鹿児島 592
12 茨城 590
13 三重 590
14 岩手 588
15 和歌山 588
16 長野 586
17 徳島 586
18 栃木 585
19 大分 585
全国平均 583.43
20 山形 582
21 静岡 582
22 佐賀 582
23 富山 580
24 愛媛 580
25 群馬 578
26 長崎 576
27 福島 575
28 岡山 575
29 岐阜 574
30 北海道 572
31 滋賀 572
32 香川 572
33 石川 570
34 熊本 570
35 広島 568
36 沖縄 568
37 宮城 565
38 奈良 565
39 千葉 562
40 埼玉 560
41 福岡 558
42 愛知 555
43 兵庫 552
44 神奈川 550
45 京都 548
46 東京 545
47 大阪 540

20代薬剤師が年収を上げる主な方法3つ

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20代の薬剤師が、年収アップする主な方法を、3つご紹介します。

1.キャリアアップを目指す

年収アップを目指すうえでの王道ともいえる方法は、20代という早い段階からキャリアアップを目指すことです。

薬剤師のキャリアアップ例としては、調剤薬局で管理薬剤師になる、ドラッグストアで店長やエリアマネージャーになる、病院で薬局長などになる、といった方法です。役職が上がると基本給が上がるほか、役職手当がつく会社もあります。

キャリアアップせずとも、毎年、基本給が上がる企業も少なくありませんが、毎年の基本給昇給のみでは、大幅な年収アップとはいきません。責任と報酬はイコールですので、20代から将来を見据えてキャリアアップを目指すのもよいでしょう。

2.地方へ転職する

薬剤師は、東京や大阪、福岡といった都市部より、地方の方が給与が高い傾向にあるため、地方の薬局や病院、ドラッグストアなどに就職するのもおすすめの方法です。
地方は薬剤師が不足しており、薬剤師に対する需要が高く、給与水準も高くなっています。一方で、家賃など、生活にかかるコストは都市部よりも安いです。

30代以降は結婚や子育てなどライフステージが変わることで勤務地の変更が難しくなる方も増えてきます。20代の薬剤師で勤務地にこだわりがない場合は地方で働くことを視野に入れてみても良いかもしれません。

3.資格を取得する

認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取得し、資格が活かせるポジションに就き、年収アップを目指す方法です。

資格があることで、会社から資格手当が支給されることもあり、多い場合は月々5〜10万円程度給与に上乗せされる場合があります。また、30代以降転職を考える場合も、認定や専門薬剤師の資格がある薬剤師は市場価値も高いため、より年収の高い職場へ転職できる可能性が高まります。

認定薬剤師や専門薬剤師の資格は取得に少なくとも数年はかかるものが多いため、年収アップを目指すためにも20代のうちから取得の準備を始めておくとよいでしょう。

20代薬剤師は、まずキャリアプランを立てよう

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年収は、自分の将来と密接に関係します。頑張って6年間学び、取得した薬剤師の資格です。ご自分の将来を考え、20代の今から、薬剤師としてどうなりたいか、どんな生活を送っていたいか、キャリアプランを立てることをおすすめします。

キャリアプランを立てると、将来を見据えて今どうすべきかが見えてきます。

転職エージェントに相談してみよう

キャリアプランを一人で立てるのが難しい場合は、転職エージェントに相談してみてください。転職エージェントのコンサルタントは、転職サポートのプロです。多種多様な薬剤師のキャリア相談に乗ってきた経験があります。

特に20代薬剤師の場合、未経験でも始められるものもあり、キャリアの選択肢は非常に多いです。プロの力を借りながら、将来を見据えたキャリア相談が可能です。


まとめ

20代薬剤師の年収は、一般企業に勤める給与所得者の平均年収と比べても、高い水準にあります。また、薬剤師の場合、勤務先によっても平均年収が変わり、都心より地方のほうが高い傾向にある、といった特徴があることがわかりました。

20代は求人案件も多く、選択肢も広いです。将来の年収アップのためにも、キャリアを考えるきっかけにしてみてください。


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薬剤師コラム編集部

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