薬剤師だけでは限界?減薬アプローチのリアル
「ポリファーマシー対策・減薬アプローチ」に関連する記事やニュースを10秒でわかるようにまとめました。
2018年度調剤報酬改定で「服用薬剤調整支援料」が新設され、薬剤師による減薬アプローチにますます注目が集まっています。
ポリファーマシーに関するまとめ記事はこちら
NEWS
<10 秒でわかる要約!>
算定が難しいとの懸念があった、服用薬剤調整支援料については薬局からの処方医への働きかけによって算定できます。
服用薬剤調整支援料(調整支援料)は、患者の服薬アドヒアランス及び副作用の可能性等を検討したうえで、処方医に減薬の提案を行い、その結果処方される内服薬が減少した場合に算定。 多剤投与に伴うポリファーマシー対策が課題になっている折、薬剤師からの提案で減薬を実現する項目が調剤報酬に設けられたことは画期的です。
算定が難しいとの懸念があった、服用薬剤調整支援料については薬局からの処方医への働きかけによって算定できます。
服用薬剤調整支援料(調整支援料)は、患者の服薬アドヒアランス及び副作用の可能性等を検討したうえで、処方医に減薬の提案を行い、その結果処方される内服薬が減少した場合に算定。 多剤投与に伴うポリファーマシー対策が課題になっている折、薬剤師からの提案で減薬を実現する項目が調剤報酬に設けられたことは画期的です。
薬剤師コラム│薬剤師業界が変わる!2018年度調剤報酬改定
<10 秒でわかる要約!>
国立長寿医療研究センター・薬剤部 溝神文博氏が院内に多職種による高齢者薬物療法適正化チームを設置し、入院時持参薬が6剤を超える65歳以上の患者に週1回カンファレンスで検討を実施。薬物治療の影響を最適化、不必要な薬剤の削減を目的とした処方の見直しを図り、処方医にフィードバックなど行った。
医師を含むチームの働きかけであっても、処方提案の採択率は全体で62%に留まる状況がポリファーマシー対策の難しさを表している。
国立長寿医療研究センター・薬剤部 溝神文博氏が院内に多職種による高齢者薬物療法適正化チームを設置し、入院時持参薬が6剤を超える65歳以上の患者に週1回カンファレンスで検討を実施。薬物治療の影響を最適化、不必要な薬剤の削減を目的とした処方の見直しを図り、処方医にフィードバックなど行った。
医師を含むチームの働きかけであっても、処方提案の採択率は全体で62%に留まる状況がポリファーマシー対策の難しさを表している。
2018年5月31日(木)配信薬局新聞
薬剤師の声
「患者に対して啓蒙していかない限り、出しすぎは減らないと思う。」