医療薬学指導薬剤師とは？取得方法とメリット
[目次]
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医療薬学指導薬剤師とは？その役割も解説
「医療薬学指導薬剤師」は、一般社団法人日本医療薬学会による「医療薬学専門薬剤師（旧「認定薬剤師」）」の上位認定です。
「医療薬学専門薬剤師」としての経験に基づく高度な知識と技能、並びに豊富な研究実績を持ち、医療薬学の実践・教育・研究において指導的役割を果たします。
主に大学教員や臨床現場で教育・研究を行う薬剤師を対象とした認定で、「医療薬学専門薬剤師研修施設」においては、「医療薬学専門薬剤師」の養成を行います。
認定を取得するメリット・強み
医療薬学専門薬剤師の認定を取得すると、医療薬学会のホームページに所属施設名と氏名が掲載されます。
医療薬学について臨床活動と研究活動の双方に高いレベルで取り組み、かつ後進の指導ができる薬剤師であると公表されます。
教育・研究現場における薬剤師のロールモデルとして認められる存在です。
「医療薬学指導薬剤師」は、こんな人向け
大学や臨床現場で教育を担う立場である
臨床経験に基づいて研究を行っている
後進の指導に意欲がある
難易度
| 領域 | 更新年 | 勤務歴 | 試験 | 論文 | 学会 | 症例報告 | 薬局薬剤師 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 医療薬学 | 5年ごと | あり | なし | 認定時/ 更新時 |
認定時/ 更新時 |
必要 | △ |
医療薬学指導薬剤師の詳細
認定団体：一般社団法人日本医療薬学会
認定申請に必要な資格：
- 薬剤師の国家資格
- 医療薬学専門薬剤師（旧 認定薬剤師）として５年以上医療現場や大学で活動していること
- 日本医療薬学会の会員を5年以上継続していること
- 「医療薬学専門薬剤師」である期間に、専門薬剤師認定取得のための薬物療法集中講義に１回以上参加していること
- 他の医学系学会の会員であること（必須ではなく、望ましい条件）
認定時、更新時に必要な単位や条件
| 認定時 | 更新時 | |
|---|---|---|
| 必要単位 | 5年間で50単位以上 | 5年間で50単位以上 |
| 勤務歴の条件 | あり | あり |
| 試験の有無 | なし | なし |
| 論文発表 | 10編以上（うち1回は筆頭著者） | 20単位以上（共同著者可） 学会発表といずれか |
| 学会発表 | 10回以上（うち1回は発表者） | 20単位以上（共同発表者可） 論文発表といずれか |
| 症例報告 | 活動実績が必要 | 活動実績が必要 |
| 推薦状 | 不要 | 不要 |
| かかる費用 |
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