いまさら聞けない!認定薬剤師のいろは

更新日: 2020年2月15日

みんなの資格取得体験談

研修認定薬剤師の資格取得に必要な研修会への参加。
研修会情報は「薬剤師会やメーカー」のホームページや刊行物のほか、m3.comなど医療情報サイトや知人の紹介などでキャッチし、積極的に参加している先生が多いようです。
「そこで、今回はこれまで参加したなかでも、特に印象に残った研修会について教えていただきました。

医師や看護師など他職種による研修会が人気の画像

Q3特に印象に残っている研修会について教えてください。

調剤・服薬指導に関する研修会

授乳時の服薬や漢方について学べた
みんなの資格取得体験談 授乳時の服薬や漢方について学べたの画像
東京都/調剤薬局勤務/30代

授乳時の服薬について、漢方の使い方についての研修会は、日頃の投薬時のアドバイスに役立っています。受講して良かったと思います。

無菌調剤のアップデートができた
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新潟県/調剤薬局勤務/30代

無菌調剤の研修会は本当に役立ちました。病院でなく、調剤薬局で働いていると徐々に記憶がうすれていってしまうので再確認と新たな発見と知識が増えて面白かったです。無菌室がなくても、場所を借りて対応できるようになった。また、薬用植物園へ行き、実際の薬用植物を観察できたので面白かったです。患者さんとの話にも説得力があるようで患者さんの笑顔をもらえる投薬ができました。

在宅に関する研修会

褥瘡の薬物療法はぜひ学ぶスキル!
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奈良県/調剤薬局勤務/60代

褥瘡モデルを使った実習は興味深く、有意義でした。現場でも、研修会の知識を応用して褥瘡がほとんど発生しなくなりましたし、発生してもすぐに対応できるので治癒も早いです。施設の方々にとても喜ばれています。また終末期を迎えた患者さんに医師と一緒に終末期医療に取り組めました。

バイタルサインの体験型研修会
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神奈川県/調剤薬局勤務/30代

バイタルサインの研修会が体験型でおもしろかったです。聴診器などの道具を使わなくても、よく観察することで患者さんの状態を把握できるというような内容でした。患者さんの話を聞くだけでなく、よく観察し、状態を把握することの大切さを学びました。訪問服薬指導のために学ぼうと思ったのですが、普段の窓口業務でも役に立っています。

自費で参加したフィジカルアセスメント研修
みんなの資格取得体験談 自費で参加したフィジカルアセスメント研修の画像
東京都/調剤薬局勤務/40代

自分で講習代を払い受講したフィジカルアセスメントの研修会は今後増える在宅を見越し受講し、実際に在宅の現場で役立っている。

 これから増加する在宅医療のシーンに備え、在宅で活用できるスキルの研修会に参加する先生が多く、「現場ですぐに活用できてよかった!」という声が多く聞かれました。

専門医による研修会

吸入薬指導の大切さを再認識
みんなの資格取得体験談 吸入薬指導の大切さを再認識の画像
神奈川県/調剤薬局勤務/40代

呼吸の専門医から、吸入薬指導を受けた時。案外、きちんと吸えていない患者様が多いことに驚いた。

糖尿病専門医による研修
みんなの資格取得体験談 糖尿病専門医による研修の画像
静岡県/調剤薬局勤務/30代

地域の糖尿病専門医が講師として参加されていた研修会です。そのときに、メトホルミン製剤におけるヨード造影剤との併用の危険性について学んだことで、実際に造影剤検査前の患者に周知できたことも印象に残っています。

皮膚科医に学ぶ外用薬の使い方
みんなの資格取得体験談 皮膚科医に学ぶ外用薬の使い方の画像
福島県/調剤薬局勤務/40代

市内の皮膚科医を講師にお招きしての外用薬の使い方の指導方法や処方意図の勉強会。すべての皮膚科医が同じ考えではないが、日常業務に直結する内容でかつ薬剤師として共感できる点が多く、自分が行う服薬指導の幅が広がり自信をもって話せるようになった。

物理化学の知識から薬を考えるきっかけに
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岡山県/調剤薬局勤務/40代

著名な皮膚科医の先生をお呼びした研修会が印象に残っています。軟膏の混合調剤についての研修や、粉薬の混合をする際に、どのように混ざっていくのかという研修は、薬剤について物理化学的な観点から考えるきっかけになりました。

コメディカルによる研修会

ケアマネージャーの仕事を知った!
みんなの資格取得体験談 ケアマネージャーの仕事を知った!の画像
埼玉県/調剤薬局勤務/30代

ケアマネージャーさんが開いてくれた研修会ですね。そこで初めて地域包括支援センターやケアマネージャーの仕事を知りました。研修会のあと、患者さんが実際に健康サポート薬局に相談に来られたのですが、地域包括支援センターをご紹介して在宅につながった経験があり、特に印象に残っています。

まとめ

 平時はゆっくり話を聞くことのない医師やケアマネージャーといった他職種の話や、現場で役立つ臨床に関する話は人気が高いようですね。
次回は、自己研鑽の方法についてご紹介します。

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