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いまさら聞けない!認定薬剤師のいろは

更新日: 2020年2月22日

みんなの資格取得体験談

研修認定薬剤師の資格取得に限らず、自己研鑽として医療情報の日々のアップデートは欠かせません。今回は、認定資格をもつm3.com薬剤師に自己研鑽方法についてうかがいました。「医療情報サイトをチェックする」「定期的に専門書を読む」など、皆さんはどのような方法で日々の勉強に取り組んでいるのでしょうか。

理想の薬剤師像を実現するために取り組んでいることは?の画像

Q4自己研鑽の方法を教えてください。

医療情報のWEBサイトや書籍をチェック

m3.comや医療専門誌をチェック
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栃木県/調剤薬局勤務/30代

m3.comなどの情報サイトを見たり、月刊の医療専門誌をこまめにチェックしたりと、いつでも仕事で使えるようにしています。幅広い知識を身に付け、現場に生かせる薬剤師を目指しています。

書籍購読やメーカーの勉強会参加
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東京都/調剤薬局勤務/40代

参考書は定期的に購入、新しい知識を常に入れるようにしています。メーカーの勉強会も医師向けでも参加しています。患者に寄り添える薬剤師になるためには患者が受けている最新治療の理解が必要。それを理解するには常に勉強しなければ寄り添えない。

薬理学や解剖学を勉強
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福岡県/調剤薬局勤務/40代

テレビや専門書の本を読んで薬理学や解剖学の勉強をしています。医師の意図がわかる薬剤師が必要になると思う。

やはり、m3.comなど医療情報サイトや医療専門誌、書籍での自己研鑽に取り組んでいる薬剤師が多いようでした。小さなお子さんを持つ薬剤師をはじめ、eラーニングを活用されている方も多くいらっしゃいました。

研修会や地域活動に参加

薬のスペシャリストとして頼られる人間に
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福岡県/調剤薬局勤務/40代

頼られる、信頼される人間になるためには何をするべきかを考えて日々業務をしたり、研修会や地域活動に参加したりしています。そのうえで薬のスペシャリストとしても活躍できるだけの知識と経験を積めるように活動しています。

研修会後の復習を徹底
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神奈川県/調剤薬局勤務/30代

研修会はテーマについて学び直すきっかけ。参加するだけで終わらせず、復習して身につけることを心がけています。気になった記事はスキャンしたり、ウェブのものはクリップしたりと、クラウドに保管しすぐに検索できるようにしています。

家庭とのバランスを取りつつ積極的に参加
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鹿児島県/調剤薬局勤務/40代

自分の理解が足りない分野の研修会に参加することで新たな知見を得られ、活用できると考えます。あらゆる分野の質問に回答できる薬剤師でありたい。そのために、家庭を犠牲にしない範囲で研修会に参加して、知見を深めるようにしています。

 これから増加する在宅医療のシーンに備え、在宅で活用できるスキルの研修会に参加する先生が多く、「現場ですぐに活用できてよかった!」という声が多く聞かれました。

医療従事者と積極的にかかわる

施設の枠を越えて積極的に交流
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愛知県/病院勤務/50代

多くに情報に惑わされず、確信を見つめられるように文献を読み、情報を収集している。できるだけ多くの職種と関わり、自施設にこだわらず視野を広げている。常に未来を語れる人材になれるように努力する。

知識や技術を生かして他職種と連携
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徳島県/病院勤務/50代

知識を増やして技量を磨くことと、それを活かして他職種とうまく連携したいと考えている。患者様からのさまざまな質問や疑問に的確に答えられ有効なアドバイスができ、頼られるようになれたら良いなと考えて行動している。

同僚の薬剤師と積極的な議論
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兵庫県/調剤薬局勤務/60代

症状から病名を検索して薬剤師同士で共有したり、治療状況を話し合ったりしています。患者さんに納得して服薬してもらうことを考え、患者さんに寄り添える薬剤師になれればいいなと思います。

まとめ

 普段から、業務内容にかかわらず、薬学や臨床について情報収集に取り組まれている薬剤師の方が多くいらっしゃいました。また、患者や医師、看護師とのコミュニケーションについても学ばれている方が多く、対人業務やチーム医療が拡大する薬剤師業界を反映していると言えそうです。
今回、多くの薬剤師の方の体験談をみると、認定薬剤師の資格取得は、かかりつけ薬剤師算定のためというよりも、医療従事者としての情報アップデートやスキルアップのため、という意見が多くありました。認定薬剤師についてさらに詳しく知りたい方は、「ないと損する?かかりつけ薬剤師に必要な『認定薬剤師』って何ですか?」も併せて御覧ください。

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