明日使えるOTC医薬品 提案のコツ

更新日: 2021年8月19日 児島 悠史

「片頭痛」の人は全員、病院受診を勧めた方が良い?

「片頭痛」の人は全員、病院受診を勧めた方が良い?のメイン画像1

日常でよく出会う頭痛には「片頭痛」と「緊張型頭痛」があります。このうち、「片頭痛」にはNSAIDsが効きにくいこともあり、病院を受診した方が良いと考えている人も少なくありません。しかし、「片頭痛」でも「緊張型頭痛」でも、軽いものであればどちらもセルフメディケーションで十分に対応ができますので、「片頭痛」っぽさがあるからといって、全員に受診勧奨する必要はありません。

Point

チェックの画像1「片頭痛」でも「緊張型頭痛」でも、最初はアセトアミノフェンやNSAIDsでOK
チェックの画像2薬を使う量や回数が増えてきた場合は、病院受診を提案
チェックの画像3自称・片頭痛の人に潜む、危険な頭痛に注意

または

m3.com会員登録いただくと、医療ニュースや全てのコラム記事が読み放題&ポイントが貯まる

新規会員登録(無料)

こちらもおすすめ

児島 悠史の画像

児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較の比較と使い分け(羊土社)」。

キーワード一覧

明日使えるOTC医薬品 提案のコツ

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 新型コロナ 医薬品情報・DI 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 年収・待遇 OTC医薬品 医療クイズ 診療報酬改定