ドーピング違反になるビタミン剤・競技会外でも禁止されるOTC医薬品とは
OTC医薬品にも、ドーピングの禁止薬物が含まれていることはよくあります。特に、“競技会時”だけでなく、“競技会外”でも禁止されている成分については、常日頃から避けるように注意しなければなりません。
今回は、そんな“競技会外”でも禁止されている成分を含む意外なOTC医薬品、「ビタミン剤」を紹介します。
- ドーピング違反になる恐れのある成分を含む「ビタミン剤」はどれか
- “競技会時”の禁止と、“競技会時および競技会外”の禁止の違い
「ビタミン剤」に含まれることがあるドーピング禁止薬物
「ビタミン剤」は、不足したビタミンや微量元素を補給する目的で、気軽に使われている商品です。実際に、偏食などで摂取できる栄養素に偏りがある場合は、こうした「ビタミン剤」を使って栄養バランスを整えることは、非常に理に適ったセルフメディケーションのかたちといえます。
しかし、こうして販売されている「ビタミン剤」の中には、スポーツ選手が安易に用いると、ドーピング違反になってしまう恐れのあるものがあります。