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明日使えるOTC医薬品 提案のコツ

更新日: 2026年3月24日 児島 悠史

花粉症の「眼の痒み」を今すぐ解消したい、速く効くおすすめの薬は?

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花粉症では、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻症状に注目が集まりがちですが、「眼の痒み」も非常によく起こる症状です。
そして、この「眼の痒み」は、花粉症で不快な症状として鼻づまりに次いで第2位に挙げられています。

生産性や集中力の低下、疲労感の原因にもなっている1)など、実は花粉症患者の大きな悩みの種です。

こうした「眼の痒み」を相談された際にはどんな商品を提案すれば良いのでしょうか。
特にセルフメディケーションでは重要度の高い“速効性”の観点からポイントを解説します。

☞この記事でわかること
  • 花粉症の「眼の痒み」には、どんな薬を選べば良いか
  • 「眼の痒み」に対して、最も速効性のある薬はどれか

内服・点鼻・点眼、どれも「眼の痒み」には効果がある

花粉症の治療において、眼の症状には点眼薬を使わないといけない、と考えている人は多いです。
たしかに、点眼薬は眼の症状に特化した剤型のため、眼の痒みに効果的であることは間違いありません。

しかし、実は花粉症による「眼の痒み」には、内服の抗ヒスタミン薬やステロイドの点鼻薬でも効果は期待できます2,3)
しかも、点眼薬の方が特別によく効く、ということもなく、どれを選んでもそれほど効果に差はなさそうです4)

むしろ、点眼薬ではくしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻症状には効果がないため、花粉症で悩んでいるのは“眼の症状だけ”という場合を除いて、基本的に花粉症の治療では内服薬や点鼻薬を選んでおいた方が合理的と言えます。

「点眼薬」の強みは“速効性”にある

一方で、花粉症の治療において「点眼薬」が明らかに他の薬よりも優れている点があります。それは、使えば数分以内に効果が現れるという“速効性”です。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較と使い分け(羊土社)」。

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