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明日使えるOTC医薬品 提案のコツ

更新日: 2026年8月13日 児島 悠史

「コデイン」が効く咳とあまり効かない咳~“最強”の咳止めの使いどころ

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麻薬性鎮咳薬の「コデイン」は、“最強”の咳止めとして語られることも多い鎮咳薬で、非常に多くの総合感冒薬(風邪薬)や咳止めに配合されています。しかし、この「コデイン」には便秘や眠気のほか、依存や耐性、稀に呼吸抑制などのリスクもあるため、それほど気軽に使える薬ではありません。

もし、本当に“最強”の呼び声の通りに極めて高い効果を期待できるのであれば、色々な場面で選択肢になりますが、一方で期待できる効果がいまひとつなのであれば、そこまで優先順位の高い薬として扱うわけにもいきません。

今回は、そんな扱いの難しい「コデイン」の使いどころを考えるために、「コデイン」が効く咳、「コデイン」が効きにくい咳という面からその効果をおさらいします。

☞この記事でわかること
  • 「コデイン」が効くのはどんな咳か
  • 「コデイン」があまり効かないのはどんな咳か
  • 「コデイン」の代わりになる薬には、どんなものがあるか

「コデイン」の効果を期待できる咳、効果を期待できない咳

麻薬性鎮咳薬の「リン酸コデイン」や「ジヒドロコデインリン酸」などの「コデイン」類には、咳中枢を抑制して咳を止める、という薬理作用があります。そのため、この薬理作用をもとに考えれば“すべての咳”に対して効果があるように思えます。

こうした背景から、現在も日本では非常に多くの商品に「コデイン」が咳止めとして配合されています。

「コデイン」類が配合されているOTC医薬品の例

総合感冒薬と鎮咳薬に分けて表にしました。

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児島 悠史
こじま ゆうし

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CL6。
2011年に京都薬科大学大学院を修了後、薬局薬剤師として活動。
「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」という理念のもと、ブログ「お薬Q&A~Fizz Drug Information」やTwitter「@Fizz_DI」を使って科学的根拠に基づいた医療情報の発信・共有を行うほか、大学や薬剤師会の研修会の講演、メディア出演・監修、雑誌の連載などにも携わる。
主な著書「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100(羊土社)」、「OTC医薬品の比較と使い分け(羊土社)」。

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