『小児科ファーストタッチ』の岡本光宏医師がクイズで解説! 薬剤師に知って欲しい「子どもと薬の話」

更新日: 2026年2月18日 岡本光宏

小児へのアトピー外用剤、どっちが先?迷わない順序の正解とは?

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アトピー性皮膚炎の治療の根幹は、今も昔も外用療法です。適切な外用薬をしっかり塗り続け、寛解を維持することが治療の根幹となります。

アトピー性皮膚炎には新規の外用薬も増えましたが、それでも外用薬の基本は保湿剤とステロイドでしょう。この2種類の外用薬の塗る順序について相談された場合、どう答えればよいでしょうか。クイズを通して、現在のエビデンスを整理しましょう。

「ヒルドイドソフト軟膏」と「ロコイド軟膏」が処方された生後4ヵ月女児の背景

生後4ヵ月女児。生後2か月頃から湿疹が続き、本日近医でヘパリン類似物質軟膏(「ヒルドイドソフト軟膏0.3%」)とステロイド外用薬(「ロコイド軟膏0.1%」)を処方された。

近医では、ヘパリン類似物質軟膏は全身に塗布し、ステロイド外用薬は湿疹部に塗布するよう指導を受けた。薬局で、保護者は「ヘパリン類似物質軟膏とステロイド外用薬、どちらを先に塗ればいいのですか?」と薬剤師に相談してきた。

クイズ!保護者の質問への回答に不適切なものは?

保護者へのアドバイスとして適切ではないものを、①~③から選んでください。

  • ヘパリン類似物質軟膏を先に塗るほうが、塗りやすいです。
  • ステロイド外用薬を先に塗るほうが、効果が高い可能性があります。
  • ステロイド外用薬を塗った場所には、ヘパリン類似物質軟膏を塗らないようにしましょう。

岡本医師が解説!「現時点のエビデンスでは、保湿とステロイド外用剤の順序は未解決な問題ですが…」

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岡本光宏
おかもとみつひろ

おかもと小児科・アレルギー科院長。 奈良県立医科大学部卒業。同年神戸大学大学院医学研究科小児科学分野に入局。姫路赤十字病院、明石医療センター、兵庫県立丹波医療センター 小児科医長を経て、2023年7月、兵庫県三田市で「おかもと小児科・アレルギー科」を開院。新生児から思春期の心の疾患まで幅広く診察している。3児の父として、子育てにも積極的に関わる。 著書に『研修医24人が選ぶ 小児科 ベストクエスチョン』(中外医学社)、『初期研修医・総合診療医のための 小児科ファーストタッチ』(じほう)など。

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