小児へのアトピー外用剤、どっちが先?迷わない順序の正解とは?
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アトピー性皮膚炎の治療の根幹は、今も昔も外用療法です。適切な外用薬をしっかり塗り続け、寛解を維持することが治療の根幹となります。
アトピー性皮膚炎には新規の外用薬も増えましたが、それでも外用薬の基本は保湿剤とステロイドでしょう。この2種類の外用薬の塗る順序について相談された場合、どう答えればよいでしょうか。クイズを通して、現在のエビデンスを整理しましょう。
「ヒルドイドソフト軟膏」と「ロコイド軟膏」が処方された生後4ヵ月女児の背景
生後4ヵ月女児。生後2か月頃から湿疹が続き、本日近医でヘパリン類似物質軟膏(「ヒルドイドソフト軟膏0.3%」)とステロイド外用薬(「ロコイド軟膏0.1%」)を処方された。
近医では、ヘパリン類似物質軟膏は全身に塗布し、ステロイド外用薬は湿疹部に塗布するよう指導を受けた。薬局で、保護者は「ヘパリン類似物質軟膏とステロイド外用薬、どちらを先に塗ればいいのですか?」と薬剤師に相談してきた。
クイズ!保護者の質問への回答に不適切なものは?
保護者へのアドバイスとして適切ではないものを、①~③から選んでください。
- ヘパリン類似物質軟膏を先に塗るほうが、塗りやすいです。
- ステロイド外用薬を先に塗るほうが、効果が高い可能性があります。
- ステロイド外用薬を塗った場所には、ヘパリン類似物質軟膏を塗らないようにしましょう。