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ぺんぎん薬剤師のスッキリわかる臨床ニュース

更新日: 2023年1月3日 ぺんぎん薬剤師

新型コロナとインフルエンザ 2つのウイルスと闘う準備は?

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参考記事
新型コロナ検査キットOTC化、開業医67%・勤務医70%が賛成 「不要な受診を減らして」インフルエンザ検査キットも賛成多数
今冬の発熱患者、どう対応する? 受診制限はないが、自己検査を呼びかけ イチから分かる!医療ニュース

発熱外来などがひっ迫する中、新型コロナウイルス感染症の抗原定性検査キットがOTC化され、インターネットなどで販売可能となった。m3.com会員にこの賛否を尋ねたところ、開業医の66.7%、勤務医の70.3%が賛成と答えた。「不要な受診を減らしてほしい」「医療機関の負担が減る」などと歓迎する声が上がった。季節性インフルエンザの検査キットについても、開業医の65.3%、勤務医の71.6%がOTC化に賛成し、新型コロナとほぼ同じ結果となった。コロナ禍で救急や発熱外来のひっ迫が繰り返されたこともあり、検査キットを入手しやすくなることを肯定する医師が多いようだ。
新型コロナ検査キットOTC化、開業医67%・勤務医70%が賛成 「不要な受診を減らして」インフルエンザ検査キットも賛成多数

新型コロナウイルス感染症の抗原定性検査キットがOTC化されましたが、m3.comのアンケート結果を見る限り、OTC化に賛成している医師が多いことがわかります。さらには季節性インフルエンザの検査キットのOTC化に賛成している医師も同じくらい多くなっており、この冬にやってくるとされている新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に対する警戒がアンケート結果に反映されているのだと思います。

新型コロナウイルスの流行時期には、発熱を訴える患者さんが救急や発熱外来に殺到しました。院内トリアージを実施しながらの診療は医療機関の従事者を疲弊させるだけでなく、通常の疾患で受診する患者の診療にも影響を与えました。これに加えて、類似した症状を示すインフルエンザが流行してしまうと、発熱外来がさらに混乱してしまうことは明らかです。

新型コロナ・インフルエンザ同時流行時の診療の流れ

令和4年10月13日の第1回 新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォースで提出された「新型コロナ・インフルエンザ同時流行時の外来受診・療養の流れ」の案は、10月18日の第2回 新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォースでイメージ図として公開されました。流れについて簡単に説明します。

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ぺんぎん薬剤師
ぺんぎんやくざいし

4年制薬学部を卒業後、大学院では特許を取得。その経験を患者さんの身近な場所で活かしたいと考え薬局に就職。薬局では通常の薬局業務に加え、学会発表、研修講師、市民講座など、様々な形で「伝えること」を経験。自分の得た知識を文章にし、伝えていくことの難しさと楽しさを学ぶ。 薬局での仕事が忙しくなる中、後輩に教える時間がなくなり、伝える場としてブログ「薬剤師の脳みそ」の運営を開始。その後はTwitter、Facebook、Instagramなどの各種SNSも開始し、より多くの薬剤師に有意義な情報を提供できるメディアを目指して運営を続けています。

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