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更新日: 2020年12月22日

関節リウマチの治療における費用対効果

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全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

関節リウマチは、全身の関節に慢性的な炎症が生じる、進行性の自己免疫疾患です。主に手足の関節で起こりますが、内臓が侵され生命に関わることもあります。日本人の有病率は人口の0. 5~1. 0%で、患者数は60万~70万人と推定され、男女比は1:4となっています。診断時の年齢は40歳代が最も多く、以下50歳代、30歳代、20歳代と続きます。働き盛りの年
代で発症し、さまざまな症状によって日常生活が制限されるため、社会的な負担の大きい疾患として注目されています。

高額な関節リウマチの治療

人口の高齢化に伴い、わが国の医療費は右肩上が りで増加しています( 2017年度の国民医療費は42. 2 兆円)。この背景には、さまざまな疾患領域で新規薬剤が次々に開発され、高価な薬剤が医療費を押し上 げていることがあります。関節リウマチに関しては、 特に生物学的製剤が高価で、体重50kgの患者さんの 自己負担額(3割負担)は1カ月あたり30,000~40,000円 (高額療養費制度などを考慮しない薬剤費のみの負担額)かかっています。

我々は、「関節リウマチの活動性が高い」、「日常生活が不自由」、「生活の質( QOL)が悪化する」といった指標が高いほど、直接医療費が高くなることが示されたデータを2013 年に発表しました。これは、逆にいえば、関節リウマチの活動性を抑え関節の変形が進行しないようにして、QOLを維持していくことができれば、生涯にわたる医療費を抑えることができる可能性を示すデータともいえます。 本調査では、生物学的製剤を使用しない場合の直接医療費は年間25 万円程度であるのに対し、使用する場合は年間約70万円と、約3倍に膨れ上がるという結果でした。

生物学的製剤はそれ自体が高額である一方、治療効果の面では優れており、疾患を制御することで他の薬剤処方料や手術費を減少させ、生命予後の改善も期待できます。毎月約6万円を患者 さんに負担させる生物学的製剤。果たして積極的な使用は妥当なのでしょうか。

続きは、是非下記の記事よりご確認ください。

関節リウマチの治療を費用対効果から考える

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まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

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