薬局長が伝授する、身近な漢方と気軽に使える漢方
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漢方医学には、「気・血・水」という、体の不調や疾患の原因を考える概念があります。この3つの要素のいずれかのバランスが崩れることで体の不調をきたします。本講義では、この「気・血・水」の説明がありました。講師は、埼玉県の調剤薬局で薬局長を務める沖原雄さんです。
体の部位でいうと、「気」は脾臓、「血」は肝臓、「水」は腎臓と深く関わっています。腎臓は、体内の余分な水分や毒素を適切に振り分け浄化する役割がありますが、体内の汚水が腎臓へ運ばれるルートが遮断される状態は『水滞』、逆に、浄化された水分が腎臓から体内の各細胞へ運ばれるルートが遮断される状況は『腎虚』と呼ばれています。代表的な症状は、水滞ではむくみや冷え、腎虚では睡眠障害としてあらわれます。
漢方の勧め方とこれからの薬局の在り方
講師の沖原さんは、薬局での漢方の勧め方について、「今まで試したことのある漢方で良かったものを患者さんから聞き出すことはひとつのポイントです。別の病態に対して前向きに使ってもらうこともできます。特に一般用医薬品の漢方やお茶類などは、適応や症状をあまり限定せず、気軽に使ってみることができるのが良いところです。」と、メリットを強調しています。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。
漢方を気軽に取り入れる身近な漢方講座
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