1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. 臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!
  4. 薬局長が伝授する、身近な漢方と気軽に使える漢方

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2021年2月1日 薬剤師コラム編集部

薬局長が伝授する、身近な漢方と気軽に使える漢方

薬局長が伝授する、身近な漢方と気軽に使える漢方のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

漢方医学には、「気・血・水」という、体の不調や疾患の原因を考える概念があります。この3つの要素のいずれかのバランスが崩れることで体の不調をきたします。本講義では、この「気・血・水」の説明がありました。講師は、埼玉県の調剤薬局で薬局長を務める沖原雄さんです。
体の部位でいうと、「気」は脾臓、「血」は肝臓、「水」は腎臓と深く関わっています。腎臓は、体内の余分な水分や毒素を適切に振り分け浄化する役割がありますが、体内の汚水が腎臓へ運ばれるルートが遮断される状態は『水滞』、逆に、浄化された水分が腎臓から体内の各細胞へ運ばれるルートが遮断される状況は『腎虚』と呼ばれています。代表的な症状は、水滞ではむくみや冷え、腎虚では睡眠障害としてあらわれます。

漢方の勧め方とこれからの薬局の在り方

講師の沖原さんは、薬局での漢方の勧め方について、「今まで試したことのある漢方で良かったものを患者さんから聞き出すことはひとつのポイントです。別の病態に対して前向きに使ってもらうこともできます。特に一般用医薬品の漢方やお茶類などは、適応や症状をあまり限定せず、気軽に使ってみることができるのが良いところです。」と、メリットを強調しています。

続きは、是非下記の記事よりご確認ください。

漢方を気軽に取り入れる身近な漢方講座

漢方を気軽に取り入れる身近な漢方講座の画像

記事を読む

関連記事

COVID-19への漢方処方、考え方を解説

日本の漢方医学と中国の中医学の違いに言及し、中国のCOVID-19の処方について示す。予防に効果のある補材として紹介されている

漢方薬「四逆散」が、オートファジー関連病の治療に有効である可能性

四逆散の効能や薬効成分などの分析により、治療法の確立に期待が高まる。漢方薬の効果が再認識され、 安全で有効な薬剤の確立が望まれている

漢方便秘薬による腸の水分分泌メカニズムを解明

超高齢社会における慢性便秘患者の増加予想により、開発が進められている漢方便秘薬。生薬成分の分析結果により、創薬の開発が期待されている


まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。


すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。
QRコード 薬キャリLINE

「薬剤師タイプ診断」や「薬剤師国家試験クイズ」薬剤師の最新情報や参考になる情報を配信中!右のQRコードから登録をおねがいします!

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

25万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 医療過誤・ヒヤリハット 研修認定薬剤師資格 ファーマスタイル 医療クイズ 診療報酬改定 ebm 感染症対策 薬剤師あるある