1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. 臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!
  4. 【緑内障の最新情報】点眼薬の第一選択と禁忌、副作用を網羅

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2021年2月23日 薬剤師コラム編集部

【緑内障の最新情報】点眼薬の第一選択と禁忌、副作用を網羅

【緑内障の最新情報】点眼薬の第一選択と禁忌、副作用を網羅のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

緑内障は、視神経(眼が見た情報を脳へ伝えるケー ブルのような組織)の障害と、それに対応する視野の障害が認められる疾患です。視神経障害および視野障害は進行性、非可逆性であり、進行すると失明にまで及ぶこともあります。緑内障は、視神経乳頭と呼ばれる部分が眼圧により障害されることが発症の機序とされています。もっとも最近では、眼圧が正常範囲内でも緑内障を発症する症例や、治療により眼圧を十分に下降させても進行する症例が見られ、眼圧以外の因子についても論じられていますが、眼圧が重要な因子であることは間違いありません。

副作用の発生回避「点眼指導のポイント」

高齢者が多い緑内障患者では、点眼薬を1滴確実に滴下することができていない患者さんも多いと思われます。点眼薬を早めに使い切ってしまう患者さんでは、ドボドボと滴下していることが考えられます。点眼薬を必要以上に滴下すると、眼周囲の副作用だけでなく全身性の副作用を惹起する可能性もあります。点眼指導は、治療効果を最大限引き出すという目的だけでなく、副作用の発生回避という側面からも非常に重要です。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。

緑内障を理解し失明を防ぐ-眼圧メカニズムから禁忌の最新情報まで-

緑内障を理解し失明を防ぐ-眼圧メカニズムから禁忌の最新情報まで-の画像

記事を読む

関連記事

緑内障発症予測にtemporal rapheが有用

追跡期間5.5年における、緑内障への進展と関連を示す臨床的特徴をコホート研究で検討。緑内障進展群と非進展群で確認された有意な影響について、原文からも理解を深めることができます。

続発緑内障【私の治療】

眼科学講座教授の井上俊洋氏が、続発緑内障の診断ポイント、治療方針、処方の組み立て方に関して詳細解説。疾患によって選択する点眼薬が列挙され、薬剤ごとの禁忌や慎重投与を選択する上で役立つ情報です。

緑内障の検出精度、AIが人間以上

緑内障専門医2名が挑む、眼底写真から緑内障性視野欠損の可能性を判断し評価する研究内容です。AIが専門家よりも有意となったデータについて、原文も一緒に掲載されています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。


すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

調剤報酬改定 派遣薬剤師 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬局経営 薬物療法 年収・待遇 ファーマスタイル プロブレム 医療クイズ