選ばれる薬局づくり、コンセプトはランタンの灯り
全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。
噂どおり店頭は野菜だらけ。大根、にんじん、白菜、ゆず、なす、小松菜、ラディッシュなど、ところ狭しと野菜が並んでいる。その数38種類。野菜の横には、看板に全国の処方せん承りますと書かれているが、その上には吹き出しで「魚醤あります」「オムツ交換できます」「電源あります」。そして、薬局名のランタンが店の前を灯している。ちょっと盛り込み過ぎて何が何だかわからない。店内に入ると、屋根型の木の柱で落ち着いた雰囲気。玄米や有機野菜などの健康食品やサプリメントが陳列されている。この辺りに力を入れている調剤薬局は最近多いと思われるが、何やらこだわりがありそうな感じ。向かいには、コの字型のミニテーブルと長椅子が設置されている。
患者が選べるように投薬場所を工夫
ミニテーブルと長椅子もカフェ風の内装の一環に見える。しかし聞いてみると、これはまた別の目的があるようだ。「ミニテーブルは、ご高齢で膝を痛めている方や妊婦さんなど、移動が大変な方のための投薬スペースです」。なるほど、調剤している間に待合スペースとして一度座った場所で、そのまま処方薬を渡しに行き服薬指導を始める、ということらしい。通常のスタンディングカウンターもあるが、そちらは急いでいる患者用として設置。また、プライバシーに関わるような話や落ち着いて薬剤師と会話をしたい患者には、セミプライベートのような空間にカフェ風のテーブルとイスを用意している。
好きなところに患者に座ってもらい、そこで処方薬を渡す流れで業務を進めている(コロナ感染予防のため、現在は、一時的にカウンターを基本としている)。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。
野菜を積極的に販売するカフェ風薬局
関連記事
セイノーが処方薬の即時宅配 コロナ禍で需要、薬局と連携
最短2時間で自宅まで配達する処方薬の即時宅配サービス「ARUU(アルー)」。サービスの対象や昨年からの実証実験の内容など、薬局の負担軽減が期待されています。
漢方エキスの服薬指導、施設間に差異
薬剤師による漢方エキス製剤の服薬指導に関するアンケート調査結果を、第67回日本東洋医学会学術総会で発表。服用方法や副作用の説明など、施設別に検証された薬剤師の服薬指導の実態が分かります。
大手・中堅調剤薬局、新型コロナでも黒字維持
調剤医療費の構造や医療費の財源配分について、日医会長の中川俊男氏が次期改定に向けて考えを明らかにしています。COVID‐19流行下での医療機関の経営や調剤薬局の調剤料について分析した内容です。