【加湿器の衛生管理】増殖する細菌と感染症
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立春を迎えたといっても、まだまだ暖房機器から離れがたい2 月。暖房機器の多用などで空気が乾燥しやすい冬は、風邪やインフルエンザなどへの感染予防対策の一つとして、適度な湿度を保持することが欠かせません。今年は例年よりもインフルエンザ患者数が大幅に少ないといいますが、新型コロナ対策による外出自粛や在宅勤務等により室内で過ごす時間が増加していることで、室内の加湿対策には更に気を配る必要があるでしょう。
レジオネラ症の発症
レジオネラ症は、河川や温泉に生息するレジオネラ属菌に感染することで発症します。加湿器や循環式浴槽を介したエアロゾル感染や、温泉浴槽内や河川で溺れた際の水の吸引・誤嚥が、レジオネラ症を発症する主なきっかけです。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。
ファーマスタイル編集部がお届けするカフェMENUVol.8「加湿器」
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