臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2021年4月20日 薬剤師コラム編集部

【治療薬の選び方】アトピー性皮膚炎

臨床情報がまるわかり!ファーマスタイルが始まります!の画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」では、アトピー性皮膚炎の治療目標は「症状がないか、あっても軽微で日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、その状態を維持すること」とされています。
アトピー性皮膚炎を根治する薬剤はなく、適切な薬物療法で皮疹が安定した状態が維持できれば寛解も期待できる疾患です。

ステロイド外用薬の分類と内服薬のポイント

ステロイド外用薬は、製剤ごとのランクを把握し、皮疹の重症度に応じた適切なランクの薬剤を選択することが重要です。アトピー性皮膚炎は、他の皮膚疾患に比べてかゆみが強いためQOLの低下や掻破行動による症状悪化、皮膚感染症、眼症状などの合併症も誘因になります。そのため外用薬だけでなく、内服薬の投与を選択しアドヒアランス向上のカギとなる治療です。
続きは、是非下記の記事よりご確認ください。

アトピー性皮膚炎の急増する治療選択肢を正しく理解する

記事を読む

関連記事

JAK阻害薬アブロシチニブを承認申請 アトピー性皮膚治療薬として

米国と欧州で承認申請され、中等症から重症のアトピー性皮膚炎の治療選択肢となる薬剤の情報です。プラセボ投与群と比較した試験結果が掲載されています。

幼少期のアトピー性皮膚炎が、思春期のうつ様症状誘導の原因となる可能性

小児期から思春期において精神疾患や発達障害の罹患者数増加を指摘されています。将来的な罹患リスクや因果関係、分子メカニズムについて考察した内容です。

皮膚常在菌の移植で小児アトピー性皮膚炎が改善

3~16歳のアトピー性皮膚炎小児患者20人を対象に実施した、臨床試験の結果に関する情報です。皮疹や痒み、副作用など長期的な治療効果が示唆されています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。
QRコード 薬キャリLINE

「薬剤師タイプ診断」や「薬剤師国家試験クイズ」薬剤師の最新情報や参考になる情報を配信中!右のQRコードから登録をおねがいします!

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

25万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

薬剤師あるある 医薬品情報・DI 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 ライフ・雑学 マンガ 薬物療法 研修認定薬剤師資格 ファーマスタイル 薬剤師に聞きました