臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2022年8月23日 薬剤師コラム編集部

漢方煎薬販売に求められる薬剤師の役割

漢方煎薬販売に求められる薬剤師の役割のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

漢方薬の販売戦略

免疫力の強化を含めた体質改善やコロナ後遺症等への効果の期待から、漢方薬に対する消費者ニーズが高まっています。今回は、タキザワ漢方廠執行役の宮田輝氏に販売戦略等についてうかがいました。

タキザワ漢方廠の特徴的な販売戦略は「店舗にセルフ式の調製スペースを設置」していることです。セルフ式の調製スペース設置には、以下の3つのメリットがあると宮田氏は話します。

  • 来局者が質問しやすい空間を提供できる
  • 調製の待ち時間に製品説明やヒアリングができる
  • 漢方薬に関する別の効能の知識提供ができる

漢方薬を求める来局者は、「薬剤師に薬について相談したい」「薬剤師の専門性を頼りにしたい」と考えている人が多いです。だからこそ、「親しみやすさ」と「専門性」のバランスを取ってコミュニケーションをとることが大切です。

具体的なポイントについては、下記のリンクから本記事をご覧ください。

漢方薬の販売戦略の画像 記事を読む

関連記事

漢方製剤は「漢方医学的診断」をして使用するべきか(前編)

日本漢方生薬製剤協会が558名の医師に対して行ったアンケート調査の結果です。西洋医学的診断に基づいて漢方薬を用いてよいのか、診断の実状が語られています。

漢方薬のEBM、実際のところは?

漢方薬は臨床試験ではなく、長年の使用経験をもとに承認された歴史的経緯を踏まえエビデンスの観点から言及。さらに中国医学との違いや漢方治療の歴史が分かる内容です。

神経ブロックと漢方治療を相補的に用いるのが理想

神経根症や仙腸関節痛、手術療養後の神経症状の治療に対し、漢方薬も有用とする学会報告です。神経ブロック療法と漢方治療の長所と短所、実際の症例が掲載されています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

医薬品情報・DI 糖尿病 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬局経営 年収・待遇 ファーマスタイル