漢方薬を中心とするセルフメディケーションの支援とは
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漢方薬を患者さんや地域の方のセルフメディケーションの要に
30~60歳代の女性が比較的多く来局するはりま坂薬局では、貧血や更年期障害などの婦人科系の健康相談に対し、煎茶の紹介、健康食品などの販売だけでなくリフレクソロジーの施術も行っています。
今回は、国際中医師の資格を有する矢田有美氏に漢方を中心としたセルフメディケーションの支援についてお話をうかがいました。
矢田氏は薬局の立地条件や環境、来局者層から「独自性・専門性の発揮」、「いつでも気軽に立ち寄れるサロンのような薬局」として地域の方に認知してもらうことが第一歩であると考えています。
さらに販売実践例から漢方薬を選択する際の3つのポイントを紹介しています。
- 漢方薬を選択する際の問診事項例
- 多剤・重複服用や飲み合わせの確認
- 漢方薬以外の選択肢や漢方薬プラスαの対策
詳細の内容については、下記のリンクから本記事をご覧ください。
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