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更新日: 2023年5月9日 薬剤師コラム編集部

【最新】電子処方箋の導入状況は?

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全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

電子処方箋の意義と最新の導入状況

2023年1月26日から電子処方箋の運用がスタートし約1か月経過しましたが、まだ電子処方箋の導入方法やメリットを理解できていない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、厚生労働省電子処方箋サービス推進室長の伊藤建氏に電子処方箋の意義と最新の状況を解説していただきました。さらに2025年の本格稼働を目指し、電子処方箋の申請や導入のポイント、将来展望について国、医療IT企業、メディアの視点でディスカッションした内容をご紹介します。

少子高齢化により日本の人口構造が大きく変わってきており、今後は在宅患者数の増加に伴い在宅医療のニーズが高まることが予想されます。そこで行政と関係業界が連携し全国医療情報プラットフォームの創設や電子カルテ情報の標準化などの法整備推進に向け、2022年6月7日「医療DX推進本部」(本部長:岸田文雄 内閣総理大臣)を設置することが閣議決定しました。

電子処方箋はオンライン資格確認などのシステムを拡充し、処方箋の運用を紙ではなく電子で行うしくみです。これにより医療機関と薬局の間でリアルタイムでの情報共有が可能となり、患者の実態を把握できるだけでなく事務の効率化にもつながります。2023年3月9日現在、全国の751施設で運用が開始され42,000施設が利用を申請しています。また電子署名に必要なHPKIカードは約44,000枚発行されており、申請件数も単純に10万を超えました。実際に導入した施設からは「導入時の作業自体は数時間で完了した」という声や患者の反応としては「高齢者でも電子処方箋でスムーズに薬をもらえた」といった声が届いています。電子処方箋システムは、医療DXを構築する骨幹の1つです。そのため薬局には、早期着手により日本の医療をリードしていただくことを期待しています。

2025年の本格稼働に向けた電子処方箋の申請・導入のポイントや将来展望について、ディスカッションした内容は本記事よりご確認ください。

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まとめ

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