鉄欠乏性貧血にならないための食事は？
全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。
鉄欠乏性貧血にならないための食事
鉄欠乏性貧血は、生野菜や果物、そのほか特定の食べ物だけを摂るという極端なダイエット、糖分や動物性脂肪に偏った食習慣が原因で起こることがあります。鉄分は、肉や魚に含まれるヘム鉄と野菜などに含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄の体内吸収率は15～20％程度です。一方で非ヘム鉄の体内吸収率は2～5％程度ですが、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取することで体内吸収率が上がります。そのため食品を組み合わせ貧血対策することが大切です。
「野菜類における鉄の含有量Top10」や、鉄とビタミンCがとれるレシピ「ドライトマトとツナのパスタ」については、本記事よりご確認ください。
記事を読む
関連記事
MDSに伴う貧血治療薬・ルスパテルセプトを承認申請
新規作用機序の治療薬に関する話題です。日本にけるMDSの罹患率やMDS患者の総数を踏まえ、ブリストルマイヤーズスクイブ（BMS）日本法人の杉田真研究開発本部長のコメントが掲載されています。
貧血（小児）【私の治療】
日本では未就学児と成人女性（特に妊婦）に多い貧血。診断のポイントや検査所見など、鉄欠乏性貧血に対する治療の実際や非典型例への対応が分かる内容です。
米FDAがCKDの貧血に初の経口薬承認
4カ月以上透析を受けている成人を対象とした初の経口治療薬に関する情報です。透析を受けている成人患者2964例の試験データをもとに、治療薬使用上の警告や注意、副作用が示されています。
まとめ
ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。
.png?1732492500)
