臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2023年10月10日 薬剤師コラム編集部

地域で生き残る薬局の条件とは?

地域で生き残る薬局の条件とは?のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

患者様に求められる地域で生き残る薬局の条件とは

医療費抑制が検討され、薬価差益減や調剤報酬減に向かうなかで、患者から求められる薬局になるためには、どのような条件が必要になるのでしょうか。規制改革の進捗など国内薬事行政の動向やAIの活用など、先鋭的なテーマを取り上げた株式会社カケハシ主催のイベントPharmacy Leaders Day 2023より、株式会社サンキュードラッグの藤井孝太郎氏の講演をレポートします。

サンキュードラッグは、北九州市と下関市にドラッグストア42店舗(うち調剤併設30店舗)、調剤専門薬局33店舗を展開している企業です。近年、北九州市と下関市は人口減少が続いており、サンキュードラッグ経営企画室長の藤井孝太郎氏は「薬局経営にとって難しい環境で、どのように制度変化に向き合い、テクノロジーを活用していくか、この数年が勝負となると考えています」と話します。

藤井氏は、潜在需要商品の販売事例を紹介し、『市場創造とデータの活用』を解説。昨今薬局に求められているDXについて、「単純にアナログ媒体をデジタルに変更することではなく、顧客ごとに情報・価値伝達から行動変容を促し、その結果評価できる」と話しました。また患者さんに喜ばれる施策について、「地域の中で今後積極的に取り組むべき」と振り返りました。

「サンキュードラッグの調剤薬局における5つの戦略」は、本記事よりご確認ください。

地域で生き残る薬局の条件とは?の画像 記事を読む

関連記事

販売遵守率、過去最低47%-濫用恐れのある医薬品 厚生労働省

厚生労働省は2022年度「医薬品販売制度実態把握調査」(覆面調査)の結果を公表。さらに新型コロナウイルス抗原定性検査キットの販売時における情報提供状況も分かります。

医師から5FUの中止連絡が薬局になく、通常通りミキシング【解説】

過去の医療事故情報、ヒヤリ・ハット事例から原因や対策を知るシリーズです。今回は膵体部癌で入院する70歳代の患者に対する事例をご紹介します。

若年女性に広がる市販薬の過剰摂取 救急搬送122人「氷山の一角」

厚生労働省研究班は、若者の間で市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)が増えている可能性について指摘。救急搬送された122人の搬送時の症状や後遺症、薬の入手経路が分かる情報です。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

禁忌 医薬品情報・DI 糖尿病 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬局経営 年収・待遇