臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2023年12月26日 薬剤師コラム編集部

喘息の吸入指導「ホー吸入」とは?

喘息の吸入指導「ホー吸入」とは?のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

薬剤師さんのチェックが必要な「薬剤選択と吸入指導」

少しずつマスクをしない生活に戻りつつあり、アレルゲンや冷気にさらされる機会が増えることで、喘息患者の発症や憎悪発作の増加が懸念されています。そこで今回は、近藤内科医院院長の近藤りえ子氏に、喘息の薬物治療と吸入指導を中心に解説いただきました。

喘息患者の約8割は、非専門医のクリニックで診療を受けているのが現状です。そのため、以下の書籍を中心に、呼吸器の非専門医や薬剤師さんにも理解してもらいたい、実践的な治療内容について解説します。

・「喘息予防・管理ガイドライン」(日本アレルギー学会)
・「喘息診療実践ガイドライン」(日本喘息学会)
・「吸入療法エキスパートのためのガイドブック2023」(日本喘息学会)

呼吸器専門医は、エアータイプのpMDIやSMI、ドライパウダータイプのDPI、吸入液の特徴を理解した上で、個々の患者さんの背景因子に合う薬剤を選択します。しかし、呼吸器非専門医では、患者さんに対する説明が簡単なデバイスや、処方し慣れているデバイスを選択することが多いため、正しく吸入できているか、デバイスは患者さんに合っているかなど、薬剤師さんの細かいチェックが重要です。

「吸入デバイスの選択と指導」「研究を重ねて発見した、ホー吸入方法」は、本記事よりご確認ください。

薬剤師さんのチェックが必要な「薬剤選択と吸入指導の画像 記事を読む

関連記事

その吸入薬は、査定されますよ!【審査委員のホンネ】

呼吸器領域で、よく処方される吸入薬の話題。作用機序が同じであっても、事務官やAIによる審査では、機械的に査定される「特に注意してほしい項目」が掲載されています。

重症喘息の管理update・新GINAガイドライン

アドオン維持療法や生物学的製剤の追加投与による罹患率の低下など、米国医師向け情報サイトに公開された情報です。喘息の治療と予防に関する最新情報が分かります。

コロナ禍が明けて喘息憎悪が増加

英国の成人喘息患者2,312例を対象とした、オンラインアンケートの調査結果を公表。喘息の憎悪と急性呼吸器感染症の関連性について、言及しています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 医薬品情報・DI 糖尿病 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬物療法 年収・待遇