臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2024年1月16日 薬剤師コラム編集部

服薬ケア医療学会が推奨するSP研修とは?

服薬ケア医療学会が推奨するSP研修とは?のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

SP研修で「患者の感情」を重視している理由

服薬ケア医療学会第13回大会において、薬剤師の患者応対のスキルを見極められる「SP研修」の実践型講演が行われました。そこで今回は、講演で示されたSP研修の長所や実践後のフィードバック内容を含め、服薬指導に役立つ「患者応対の極意」をご紹介します。

服薬ケア医療学会理事長の岡村祐聡氏は「家族構成や日常生活が事細かく設定されているSP研修では、患者さんの表情や態度から反応の善し悪しを見ることができる。そのためトークの練習になるだけでなく、薬剤師の患者応対の善し悪しをリアルに見極められる。また非言語表現を読み取る練習にもなる。」と長所を強調しました。さらに岡村氏は、患者の感情への着目を重視し、SP研修において患者設定を細かく設定するほど、「患者さんの非言語に厚みが出て、リアルな反応が返ってくるようになる。」と説明しています。

「必要なSPの資質」「実践後のフィードバック内容」は、本記事よりご確認ください。

SP研修で「患者の感情」を重視している理由の画像 記事を読む

関連記事

長期収載品使用の選定療養化、患者希望の場合など課題

長期収載品の保険給付見直し案に関する話題。現状の課題や方向性を含め、社会保障審議会医療保険部会の各委員からのコメントが寄せられています。

アルツハイマー型認知症治療薬の功罪

認知症診療のコツを取り上げたシリーズです。今回は、コリンエステラーゼ阻害薬の副交感神経系への影響、薬剤投与後の副作用と対処法について言及しています。

難治な成人スチル病、治療の選択肢と実際【研修最前線】

高齢での発症が増えている成人スチル病について解説。典型的な症状や所見、診療の鍵を握る血清フェリチン値を含め、症例検討に関する内容が分かります。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

この記事に関連するクイズ

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 医薬品情報・DI 糖尿病 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 電子処方箋 服薬指導 医療過誤・ヒヤリハット 業界動向 薬物療法