1. 薬剤師トップ
  2. 薬剤師コラム・特集
  3. 臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!
  4. 医師から薬剤師へシフトするタスク何がある?

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

更新日: 2024年1月23日 薬剤師コラム編集部

2024年4月開始、医師から薬剤師へのタスクシフトとは?

2024年4月開始、医師から薬剤師へのタスクシフトとは?のメイン画像

全国の薬剤師へ専門性の高い最新の医薬情報を提供している月刊誌ファーマスタイル。そのWEB版がm3.comで閲覧できるようになりました。薬剤師なら押さえておきたい医療記事を毎月ピックアップしてご紹介します。

薬剤師へのタスクシフト推進項目

2024年4月から施行される医師の働き方改革実現に向け、他の医療職へ医師のタスクをシフトし、効率的な診療体制を構築する必要があります。「医師から薬剤師へシフトするタスク」について、東北大学病院薬剤部長の眞野成康氏にお話しをうかがいました。

日本は、2007年の時点で超高齢化社会に突入しており、2040年には生産年齢人口が急減し、65歳以上の占める割合の最大化が同時に起こります。これにより、社会機能の維持が危機的状況に陥ることが懸念され、安定的な医療提供体制の実現には、「医療の効率化」「医療従事者1人1人の生産性をいかに上げるか」が焦点となります。

当院では、調剤薬局からのトレーシングレポートを月300件程度受領し、医師は「診療がとても円滑になる」と感謝して積極的に確認しています。また、院外処方箋に関する薬局からの問い合わせ対応の効率化のために、院外処方箋に関する問い合わせ簡素化プロトコールを活用しています。さらに今後は、医師のタスクを受ける「薬剤師の余力をいかに確保するか」ということも大事なポイントだと思います。

「病院と各薬局とのプロトコール」「薬剤師に必要な意識改革」は、本記事よりご確認ください。

薬剤師へのタスクシフト推進項目の画像 記事を読む

関連記事

【特別企画】外科医が取り組む薬局改革~2024年新年号スペシャル

2024年は診療報酬、介護報酬、障害福祉サービスのトリプル改定の年。オンライン診療の普及による調剤薬局の概念や薬剤師業務の動向について狭間研至氏が解説しています。

敷地内薬局メス、かかりつけ薬剤師機能評価でメリハリ

診療報酬改定に向けた中医協総会における議論の内容が分かります。調剤基本料、地域支援体制加算など、敷地内薬局も含めた調剤報酬の論点やコメントが掲載されています。

頭頚部がん光免疫療法を開始、中部国際医療センター

岐阜市内の医療機関では2施設目となる、頭頸部がんの治療に関する情報です。新たながん治療法として期待を集めている「がん光免疫療法」の仕組みや事例を紹介しています。

まとめ

ご紹介した記事の他にも、ファーマスタイルでは最新の医療情報を豊富にそろえています。服薬指導や処方監査など、気になるテーマの記事はこちらからご確認ください。

すべてのコラムを読むにはm3.com に会員登録(無料)が必要です

こちらもおすすめ

薬剤師コラム編集部の画像

薬剤師コラム編集部

「m3.com」薬剤師コラム編集部です。
m3.com薬剤師会員への意識調査まとめや、日本・世界で活躍する薬剤師へのインタビュー、地域医療に取り組む医療機関紹介など、薬剤師の仕事やキャリアに役立つ情報をお届けしています。

キーワード一覧

臨床情報まるわかり!ファーマスタイル!

この記事の関連記事

アクセス数ランキング

新着一覧

26万人以上の薬剤師が登録する日本最大級の医療従事者専用サイト。会員登録は【無料】です。

薬剤師がm3.comに登録するメリットの画像

m3.com会員としてログインする

m3.comすべてのサービス・機能をご利用いただくには、m3.com会員登録が必要です。

注目のキーワード

キャリア 医薬品情報・DI 糖尿病 調剤報酬改定 薬物療法・作用機序 服薬指導 業界動向 薬物療法 年収・待遇 OTC医薬品